- 結婚を焦っている
- 結婚相談所の利用には費用がかかる
上記2つの理由から、結婚相談所でスピード婚ができるかどうか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論、結婚相談所ではスピード婚が主流です。結婚相談所で交際に至って入籍するまでの期間は平均3〜4ヶ月と、恋愛結婚の平均交際期間約4年と比較して12分の1ほどになっています。
しかしスピード婚で不安なのが離婚率です。せっかくスピード婚ができても、離婚してしまっては意味がありません。
そこで今回は、結婚相談所におけるスピード婚や、スピード婚では離婚率が高くなる理由、離婚の可能性を最小限に抑えてスピード婚をする方法についてまとめました。
結婚相談所の代表として年間200人以上の婚活をサポートしている経験から、本音で解説をします。
記事を最後までチェックすれば、結婚相談所を利用してスピード婚に至り、離婚することなく幸せな家庭を築くまでのイメージが明確になりますよ。
結婚相談所ではスピード婚が主流
記事冒頭でもお伝えしたとおり、結婚相談所ではむしろスピード婚が主流です。
よって何年も月会費を支払い続けなければならないケースは稀です。また「周りが皆結婚して、私もそろそろ本気で結婚相手を探さなきゃ」と焦っている方にもおすすめです。
スピード婚の定義は6ヶ月以内
「芸能人が交際0日婚をした」といった芸能ニュースを耳にすることがあります。
そういった極端な例もありますが、一般的には交際3〜6ヶ月での成婚を「スピード婚」と考える方が多いようです。
本記事でも「スピード婚＝交際6ヶ月以内での成婚」として話を進めていきます。
結婚相談所の入籍までの期間(交際期間)平均は3〜4ヶ月
結婚相談所を利用して成婚に至る方の交際期間の中で最も多いのは、3〜4ヶ月です。
3〜4ヶ月ですので、先ほど紹介したスピード婚の定義(交際6ヶ月以内での成婚)を満たしています。
範囲を6ヶ月まで広げて考えてみると、11,181人中9,021人、つまり結婚相談所を利用して成婚に至る方の80.68%がスピード婚をしている計算になります。
一方「第15回出生動向基本調査(厚生労働省)」によると、交際開始後半年以内に婚約に至った夫婦は全体の10.2%に過ぎません。
以上のデータから、結婚相談所のスピード婚率がどれだけ高いかが分かります。
結婚相談所における交際期間平均については、以下の記事でも詳しくまとめています。興味がある方はチェックしてみてください。
関連記事：【データで見る】結婚相談所の交際期間平均は3〜4ヶ月！短い人の共通点やだらだらと真剣交際しないコツ
【悲報】スピード婚であればあるほど離婚率は高くなる
結婚相談所を利用すれば、スピード婚をできる可能性が高くなることが分かりました。
しかしスピード婚には、1つ大きな欠点があります。それは離婚率の高さです。
2014年に発表されたアメリカ エモリー大学での研究によると、離婚率と交際年数には反比例の関係があることが分かっています。
- 交際年数が短い▶︎離婚率が高い
- 交際年数が長い▶︎離婚率が低い
具体的には、交際1年未満で結婚したカップルの離婚率は、交際3年以上で結婚したカップルの離婚率より39%も高くなります。
また上記のグラフからは、1年以上2年未満の交際期間で結婚したカップルの離婚率は、交際1年未満で結婚したカップルの離婚率と比べて20％高くなっていることが分かります。
しかし結婚相談所に限っては「スピード婚だから離婚率が高くなる」ということはありません。結婚相談所が「スピード婚＝離婚率高い」の例外である理由については、記事後半で詳しくまとめています。
スピード婚の離婚率が高い3つの理由
スピード婚の離婚率が、半年以上の交際を経た後の結婚における離婚率より高いのはなぜでしょうか。理由としては、以下の3つが考えられます。
- お互いのことをよく理解できていないから
- 同棲ができないから
- 恋愛は熱し易く冷め易いから
それぞれ詳しく見てみましょう。
お互いのことをよく理解できていないから
スピード婚では、交際期間数年での結婚と比べて、お互いのことをよく理解できていない状態で結婚をすることとなります。
よっていざ結婚をしてみると「こんな人とは思わなかった」のようなすれ違いが生じ、離婚に至るケースが多くなるのです。
例えば付き合ってまもない頃のデートと、付き合って何年も経った後のデートでは、相手への接し方が変わってきますよね。
しかし「最初から相手がどんな人かしっかりチェックしよう」という気持ちで相手と接していれば、上記のような理由で離婚に至る可能性は低くなります。
同棲ができないから
交際期間6ヶ月以下のスピード婚ですと、同棲はまず難しいでしょう。できたとしても、半同棲のような形で、週に数回相手の家に泊まりに行くくらいではないでしょうか。
またそもそも結婚相談所では、規約で同棲を禁止されていることが多いです。
結婚をすれば、当然同じ家で一緒に暮らすこととなります。デートで外で会うのと、家で一緒に暮らすのとでは、違うものがあります。
例えば掃除の仕方や家具の置き方などの細かな部分を指摘され「思ったより神経質だな」と思うこともあるでしょう。反対に片付けや料理を全くせず「思ったよりだらしないな」と思うこともあるでしょう。
スピード婚では、一緒に住まなければ分からないことを事前に把握できないので、いざ結婚して一緒に住んでからすれ違いが生じ、離婚率が高くなるのです。
こういった事態を避けるには、事前にお互いの価値観について話し合っておくことが大切です。
恋愛は熱し易く冷め易いから
「恋は盲目」という言葉があるように、相手に夢中になっている間は、相手の嫌な部分がなかなか見えないものです。
スピード婚では、恋愛の熱が冷めないうちに結婚に至ります。結婚生活をおくるうちに、ヒートアップしていた熱が冷めていき、相手との関係がマンネリ化して、離婚に至るのです。
このパターンは、20代前半など、若くしてスピード婚をしたカップルに多いです。
相手の良い部分を見てあげるのはいいことです。しかし良い部分だけを見るのではなく、悪い部分を許容できるかどうかを冷静に考えることも欠かせません。
スピード婚で離婚の可能性を抑えたいなら結婚相談所がおすすめ
スピード婚の離婚率は、6ヶ月以上交際をしたカップルの離婚率と比べて高いです。
「結婚を焦っているからスピード婚をしたい」「だけどもちろん離婚は嫌だ」と考えている方におすすめなのが、結婚相談所です。
結婚相談所がスピード婚における離婚の可能性を抑えられる理由は以下の2つです。
- 結婚相談所では条件を見て相手を選べるから
- 結婚相談所では勢いに任せた恋愛には至りにくいから
それぞれ詳しく解説します。
結婚相談所では条件を見て相手を選べる
スピード婚の離婚率が高い理由として「お互いのことをよく理解できていないから」を紹介しました。
結婚相談所では、年齢、職業、年収、趣味などの条件を見て、相手を選びます。年齢、職業、年収といった情報は、公的書類の提出が義務付けられているため、偽ることができません。
またお見合いでは、「結婚相手候補」として、自分に合うのかどうかを見極めます。
以上から結婚相談所では、大半のカップルがスピード婚をするとはいえ、なんとなくで付き合ってスピード婚に至ることはありません。
短い交際期間の中でもお互いのことをしっかり把握した上で結婚に至ります。
関連記事：【3分解説】結婚相談所入会時の必要書類は全部で8つ！必要な理由や取り方を紹介
結婚相談所では勢いに任せた恋愛には至りにくい
スピード婚の離婚率が高い大きな理由の1つが「勢いに任せて結婚をするから」です。
本来であれば、本当に一生添い遂げられるかを確認すべきところを「この人は運命の相手に違いない」と勢いに任せて結婚してしまうのです。
もちろんそのまま離婚をせずにうまくいく場合もありますが、これだと離婚率が高くなってしまうのは明らかですよね。
しかし結婚相談所であれば、スピード婚であっても、勢いに任せた恋愛には至りにくいです。
なぜなら以下のように、1つずつ段階を踏んでやり取りが進んでいくからです。
- マッチングする
- 仮交際をする
- 真剣交際をする
- 成婚に至る
各段階にて「この人と交際を継続するか」を真剣に考えられます。
まとめ
結婚相談所におけるスピード婚や、スピード婚では離婚率が高くなる理由、離婚の可能性を最小限に抑えてスピード婚をする方法について解説しました。
結婚相談所を利用して成婚に至る方の実に8割がスピード婚をしています。そして離婚率が高いスピード婚ですが、結婚相談所には離婚に至りづらい仕組みが整っています。
結婚相談所を利用すれば、今から6ヶ月後には結婚をして、幸せな家庭を築くことも可能です。結婚に向けて、まずは一歩踏み出してみましょう。
ウェルスマは、オンラインで気軽にご利用いただける結婚相談所です。ご利用料金は、初期費用19,800円・月額9,800円からの業界最コスパ。IBJ AWARD 2022では、3,362の結婚相談所の中で2期連続アワードを受賞いたしました。
結婚相談所選びでお悩みの方は、ぜひ一度無料のオンライン相談をご利用ください。婚活カウンセラーがご相談に乗らせていただきます。無理な勧誘はありませんのでご安心ください。
