結婚相談所の公式サイトを見ていて「良いことばかり書いてあって何だか怪しい」「〇〇No.1など、書かれている情報は本当に正しいの？」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

例えば「成婚率」の計算方法は複数あり、各結婚相談所が最も成婚率が高く見える計算方法を採用しているのが現状です。

そこで今回は、結婚相談所のからくり・裏事情についてまとめました。

結婚相談所の代表として年間200人以上の婚活をサポートしている経験から、本音で解説をします。

記事を最後までチェックすれば、公式サイトを見るだけでは分からない結婚相談所に関する情報が手に入り、より自分に合った結婚相談所を選べるようになりますよ。

【暴露】中の人しか知らない結婚相談所のからくり・裏事情7選

ここでは、中の人しか知らない以下7つの結婚相談所のからくり・裏事情について解説します。

• 出会える相手は結婚相談所ではなく連盟で決まる
• 「無料カウンセリングの担当者＝入会後の仲人」とは限らない
• 中には成婚料のために強引に結婚を勧めるカウンセラーも
• 「成婚＝結婚」ではない
• 成婚率の計算方法は統一されていない
• 「会員数＝その結婚相談所の会員の数」ではない
• ハイスペック専門などの特化型はありえない

それぞれ詳しく見てみましょう。

出会える相手は結婚相談所ではなく連盟で決まる

結婚相談所について調べていて「こんな小規模な結婚相談所に会員っているの？」「会員が少ないなら出会いもないのでは？」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

しかし実は、結婚相談所で出会える相手の選択肢は、結婚相談所が加入している「連盟」によって決まります。

連盟には数万人単位の会員がいるので、小規模な結婚相談所であっても問題ありません。主な連盟と会員数は、以下のとおりです。

• 日本結婚相談所連盟(IBJ)：約65,000人
• 日本結婚相談協会(JBA)：約52,000人
• 日本ブライダル連盟(BIU)：約50,000人
• 日本ブライダル連盟(WBL)：約30,000人

例えば弊社「ウェルスマ」は、日本最大の会員数を誇る「日本結婚相談所連盟(IBJ)」に加入しています。よって公式ホームページには「会員数No.1」と記載しています。

「会員数No.1 ＝全国に約4,000ある結婚相談所の中で会員数が一番多い」という意味ではありません。

「無料カウンセリングの担当者＝入会後の仲人」とは限らない

結婚相談所では、入会の前に無料カウンセリングを受けられます。無料カウンセリングの担当者の雰囲気は、入会するか否かの大きな判断基準となるでしょう。

しかし無料カウンセリングの担当者が、入会後の専属仲人になってくれるとは限りません。

少しでも入会者を増やすために無料カウンセリングを最も実力のあるカウンセラーが担当し、入会後は他のカウンセラーが担当するというのは、結婚相談所業界に限らずよくある話です。

特に「大手」と言われる結婚相談所は、仲人が多いので、上記のようなことが起こりやすいです。

一方仲人が1名や2名しかいない小規模な結婚相談所の場合、無料カウンセリングの担当者がそのまま専属仲人となってくれる可能性が高くなります。

どんなサービスを利用するにせよ、大手の方が安心するかもしれません。しかし結婚相談所選びにおいては、大手か否かを気にする必要はありません。

大手でも大手でなくても、自分に合っていると思う結婚相談所を選ぶことが大切です。

中には成婚料のために強引に結婚を勧めるカウンセラーも

結婚相談所の利用には、以下の料金がかかります。

• 入会金
• 月会費
• お見合い費用
• 成婚料

このうち最も大きな金額は、良い相手と結ばれて結婚相談所を退会する際にかかる「成婚料」です。費用は結婚相談所によって異なりますが、おおよそ10〜20万円の範囲内です。

入会金・月会費・お見合い費用は、結婚相談所を利用する時点で支払わなければなりません。しかし成婚料は、成婚に至らない限り支払う必要はありません。

結婚相談所目線で考えると、成婚料をいただける方が利益になります。よって結婚相談所によっては、カウンセラーに成婚数のノルマを課しているところもあるようです。

ノルマが課されていると「多少強引にでも結婚を勧めよう」という心理が働きます。

しかし結婚相談所にそういったノルマが課されているかどうかを、会員様が確かめる方法はありません。よって「仲人に結婚を勧められても、自分自身が納得できなければ他の相手を探す」という心持ちでいることが大切です。

「成婚＝結婚」ではない

成婚と言うと、一般的には「結婚に至ること」を意味します。

しかし結婚相談所における「成婚」の定義は、結婚相談所ごとに異なっています。以下、大手結婚相談所の「成婚」の定義を表にまとめました。

結婚相談所	「成婚」の定義
IBJメンバーズ	婚約を通じて結婚を約束
エン婚活エージェント	結婚を視野に真剣交際をすると決意
パートナーエージェント	交際中の二人が結婚の意思を固めて婚活を終了
オーネット	会員同士で婚約・結婚のために退会届を提出
ツヴァイ	交際・婚約・結婚を理由に退会届を提出(会員外でも可)
ゼクシィ縁結びエージェント	交際中の二人が結婚の意思を固めて退会

結婚相談所と言えども、役所に婚姻届を提出するところまで見届けることはできませんからね。よって結婚相談所が各々、成婚の定義を決めています。

結婚相談所の公式ホームページには「毎月〇〇名が成婚」のような記載がされていることがあります。

しかしこの数字は、実際に婚姻届けを提出している人の数ではなく、結婚相談所が定めた「成婚」の定義を満たしている人の数であるという点に注意をしなければなりません。

成婚率の計算方法は統一されていない

成婚については、もう一つからくりがあります。それは成婚率の計算方法です。

成婚率の計算方法は統一されていません。全部で3つの計算方法があり、各結婚相談所が、成婚率が最も高くなる計算方法を採用しています。

以下、結婚相談所の成婚率の計算方法です。

• 成婚者÷退会者
• 成婚者÷会員数
• 成婚者÷入会者

どの計算方法を採用するかによって、分母(退会者or会員数or入会者)が変わります。また分母ができるだけ小さくなる計算方法を選ぶことで、成婚率は高くなります。

例えば「成婚者÷会員数」は経済産業省の調査研究でも採用された計算方法です。最も正確に成婚率の数値を出せる計算方法なのですが、会員数が少ない小規模な結婚相談所だと成婚率が高く出る傾向があります。

どの計算方法が採用されているかを会員様が事前に知る方法は残念ながらありませんが、各結婚相談所が、自社に最も有利になる計算方法を採用している点は認識しておきましょう。

「会員数＝その結婚相談所の会員の数」ではない

結婚相談所の公式ホームページで公開されている会員数は、その結婚相談所の会員数ではありません。結婚相談所が所属している連盟の会員数です。

普通の結婚相談所が、数万人の会員様を抱えることは難しいですからね。

しかし「会員数が少ない結婚相談所＝よくない結婚相談所」という訳でもありません。なぜなら記事冒頭でもお伝えしたとおり、出会える相手の数は、結婚相談所が所属している連盟によって決まるからです。

お相手の選択肢は多ければ多いほど良いので、会員数が多い連盟に加入している結婚相談所を選ぶに越したことはありません。

しかし「会員数＝その結婚相談所の会員の数」ではないという点は抑えておきましょう。

ハイスペック専門などの特化型は有利に働かない

結婚相談所の中には「ハイスペック専門」など、特定のジャンルへの特化を売りにしているところがあります。

しかし前述のとおり、結婚相談所で出会える相手は、所属している連盟によって決まります。

年収〇〇円以上といった入会制限を設けている結婚相談所もありますが、会員数も限られており、実際のところ、ほとんどの場合相談所以外の連盟の会員との出会いが多くなっているのが現実です。よって、特化型の相談所に所属することはそこまで有利に働きません。

無料カウンセリングでは聞けない結婚相談所に関する疑問

ここでは、無料カウンセリングではなかなか聞けない、以下2つの結婚相談所に関する疑問について、本音でお答えします。

• 結婚相談所はぼろ儲けなの？
• 結婚相談所にはろくな女がいない/やばい男しかいないの？

それぞれ詳しく見てみましょう。

結婚相談所はぼろ儲けなの？

結婚相談所の利用を検討している方の中には「結婚相談所ってぼろ儲けだろうなぁ」「なんか嫌だなぁ」といった印象を抱いている方も多いのではないでしょうか。

確かにほとんど個人で運営されているような結婚相談所でも、数千万円単位の売上を上げているところはあります。

しかし「結婚相談所はぼろ儲け」は決して正しい情報ではありません。

人件費や店舗の賃料など、さまざまな経費がかかりますし、結婚相談所が乱立している昨今、会員様を集めるのも決して簡単ではありません。

実際に毎年数多くの結婚相談所が設立され、数多くの結婚相談所が廃業をしています。

しかしこの状況は、結婚相談所への入会を検討している方にとっては、プラスに働きます。なぜなら数多くの選択肢の中から、自分に合った結婚相談所を選べるからです。

選択肢が多いに越したことはありませんからね。当サイトでも「結婚相談所の選び方」を多数解説しています。

結婚相談所にはろくな女がいない/やばい男しかいないの？

結婚相談所に入会をすれば、数万人単位の会員の中から、希望の相手を選べます。

とにかく色々な方がいますので、中にはろくでもない女/やばい男と思われても仕方がない方もいるでしょう。実際に結婚相談所には事前審査はなく、誰でも入会をすることができます。

しかし「ろくでもない女/やばい男ばかり」ということはありません。むしろそういった方は少数派です。

よって「結婚相談所を利用しても、変な人としか出会えなかったらどうしよう」といった不安は不要です。

からくり・裏事情を踏まえたおすすめの結婚相談所の定義

ここまで解説した結婚相談所のからくりや裏事情を踏まえた、おすすめの結婚相談所の定義は以下のとおりです。

• 会員数が多い連盟に加入している
• 「ハイスペック専門」のような特化型ではない
• 連盟の実績に頼り過ぎておらず、結婚相談所自体の魅力もホームページでアピールできている

会員数が最も多い連盟はIBJです。よってIBJ加盟の結婚相談所で、結婚相談所自体の魅力もアピールできている結婚相談所をおすすめします。

ウェルスマは、IBJに加盟している結婚相談所です。またIBJに加盟している3,362の結婚相談所の中で、成婚者数が多い結婚相談所に贈られる、IBJ AWARDを受賞しています。

ウェルスマ最大の特徴は、オンラインで利用できる点です。オンラインですので気軽に、そして費用を抑えながらご利用いただけます。

ご利用料金は、初期費用19,800円・月額9,800円からの業界最コスパ。無理な勧誘等はありませんので、興味がある方はぜひ無料カウンセリングにお申し込みください。

まとめ

結婚相談所のからくり・裏事情について解説しました。

今回紹介した内容は、結婚相談所のホームページ等にはなかなか掲載されない内容です。結婚相談所選びの参考にされてください。

ウェルスマは、オンラインで気軽にご利用いただける結婚相談所です。データマッチング型と仲人型のプランを用意しています。ご利用料金は、初期費用19,800円・月額9,800円からの業界最コスパ。IBJ AWARD 2022では、3,362の結婚相談所の中で2期連続アワードを受賞いたしました。

結婚相談所選びでお悩みの方は、ぜひ一度無料のオンライン相談をご利用ください。婚活カウンセラーがご相談に乗らせていただきます。無理な勧誘はありませんのでご安心ください。

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