年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。
・結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。2022年前半は男女130人以上をサポート
・【登録者1600人突破】Youtubeチャンネル「ほそゆう婚活ちゃんねる」
・経歴:東北大→NTTデータ→大手コンサルファーム→婚活サービス企業経営
今回は、「お金目的の女性は嫌です」という婚活男性の心理について、お話し致します。
- お金で男性を見る婚活女性は嫌です
- 自分がただのATMとして見られていないか不安です
このような声を婚活男性から、聞くことがあります。
これはお金持ち、例えば「年収1000万円超えています」「2000万超えています」「資産家です」「御曹司です」など、そのような人が言うのなら、なんとなくお金目的で近づいてくる人もいそうだということが、イメージしやすいと思います。
でも、実際お金目的で近づいてくるのが嫌だと言っている男性が、必ずしも年収が高いわけではありません。
むしろ、年収がそこまで高くない、例えば平均年収や平均年収以下の男性でも、このような想いを持っている方が多いなと感じます。
なぜそこまで高年収でない男性が、お金目的で女性が近づいてくると疑ってしまうのでしょうか?
多分、ひろゆきさんの質問コーナーでしたら、「大丈夫ですよ。だってあなた年収300万円ですよね。あなたのことをお金目的で見る人なんていないですから」と、回答し終わるでしょう。
でも、やはり男性がお金目的が嫌ですと言うからには、それなりの理由があるはずです。
ただ、男性は理由が上手く言語化できていないのかなと思いました。
そこで今回は、「お金目的の女性は嫌です」という男性の理由を2つお話し致します。
この記事を読んでいただくと、男性の心理や、また女性はどのように振る舞えば、男性が「あなたはお金目的ですよね」という目で見ないのか分かります。
そして、男性からすると、お金目的の女性は確かに嫌だと思いますが、冷静に考えるとかなり少ないはずです。
男性は、その部分の認識を少し改めていただける機会になればと思います。
お金が理由で断られたように感じる出来事があったから
婚活の場合、男性は年収に関係なく、基本的には初回デートは奢ることになります。
男性は負担を感じている
人に奢ることは、経験がない方からすると、かなりのエネルギーを使うことだと思います。
なぜなら、1人分の料金の2倍の額を自分が支払わなければいけないわけです。
お見合いするホテルのラウンジなどは、コーヒー1杯1000円ぐらいは普通にすると思います。
正直、普段の生活では、吉野屋の牛丼400円で十分満足できるし、おいしいなと感じるのに、急にその2倍もするようなコーヒーを、自分が払わなければいけないとなると、心に負担が掛かるのは当たり前だと思います。
それでも、やはり払わなければ、女性から「ケチくさい」「ありえない」と言われるので、渋々出しますよね。
でも、初回は渋々出したとしても、2回目、3回目のデートとなると、毎回毎回お金を掛けるわけにはいかないと思います。
ですから、ちょっと自分の予算も考えてレストランを選んで提案したり、デートへ行ったりすると思います。
そして、その結果、もちろん相手が満足してくれれば、問題ありません。
しかし、お断りの理由が
- お店のチョイスが微妙だった
- お金を2割ぐらい出してもらったら、ケチくさいと言われた
- 割り勘をする男性は嫌だ
など、そのような理由だった場合、「やっぱりお金が原因で断られてしまった、女性はお金で男性を選ぶんだ」と思ってしまうのです。
お金の切れ目が縁の切れ目
上記のような経験をしてしまうと、「この人は、毎回自分がお金を出して、満足をするような場所に連れて行ってほしいから、デートに来てくれるんだ」と思うようになるわけです。
実際お金があれば、良いお店もたくさん連れて行けるし、やっぱり世の中お金だなと考えるわけです。
ですから、女性がお金目的で近づいてくるのが嫌だというのは、資産家のようなすごくお金を持っていて、それを目当てに女性が近寄ることをイメージするかもしれませんが、大金ではなくても、「自分が金を出し続けないと、この関係が続かないのでは…」という不安を抱いているのです。
誰もが、例えどんなお金持ちであったとしても、自分の資産ではなく、自分自身を好きになって欲しいと思います。
- 仮に無一文になってしまっても、好きでいて欲しい
- 年を取っても、好きでいて欲しい
- 病気をしても、支えて欲しい
きっとそう思いますよね。
直接的ではないかもしれませんが、「お金がきっかけで振られてしまった」と男性が捉えるような出来事があると、「お金目的の女性は嫌だ」という考えが生まれるのです。
当たり前ではなく感謝の心を持つ
これは、例えば、女性が自分の顔、見た目、スタイルなどで好きになってくれることも、ももちろん嬉しいのですが、自分の心を見てもらいたいと思いますよね。
それと同じなのです。
ですから、女性が知っておくべきなのは、多くの男性は1000円のコーヒーを奢るという初回のデートに対しても、とても心理的な負担を抱えながら払っているということです。
男性はよく目的志向と言われますが、その1000円のコーヒー代が、もちろん良縁に繋がれば、目的達成なので問題ありません。
けれども、コーヒー代を払ったのに、お断りされてしまった場合、「無駄なお金を払ってしまった」「自分は何かやってしまったんだろうか」と、自己嫌悪に陥ったりしてしまうのです。
多くの場合は、本当にコーヒー代を払ったら、明日のご飯が食べれなくなる、というような物理的にお金に困っているというケースは少ないです。
それよりも、精神的なショックの方が大きいのです。
- 500円や1000円ぐらい支払ってもいいでしょ!
- それぐらいの金銭的な余裕もないのですか?
ということではなく、その500円、1000円を普段の自分の生活水準から考えて、パッと相手のために出すという行為が、心理的負担が大きいことなのです。
男性がお金を出してくれた時には、感謝は本気で思うべきですし、それはしっかりと伝えるべきです。
そして彼にご縁がなかったとしても、相手を否定するようなことは言わないという姿勢が、男性から好感を持たれるようになるのです。
年収が低いことでお相手の条件から対象外とされる
お金目的で見ないで欲しいという男性の中には、実際に「自分の年収があまり高くないので、年収で見る女性からは対象外になる確率が高い、だから見ないで欲しい」とおっしゃっている方もいらっしゃいます。
カウンセラーをしていて一般的によく聞くのは、「自分の年収よりは高い方がいいです」という女性が多いなと感じます。
これは、あまりにも自分より年収が低い男性だと、「男性のことを養ってあげなければいけないのではないか」と考えると、それはちょっと嫌だなと感じる方が多いのかなと思います。
本当に年収で選んでいるのか
よく婚活の話で
- 女性は結局は、年収が重要なんでしょう?!
- ハイスペックな高年収男性の方が好きなんでしょう?!
などと、ネットでも見かけます。
[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://www.wealsma.com/wp-content/uploads/2022/07/hosoyu-avator.png” user_name=””]しかし、カウンセラーの体感としては、年代にもよりますが、年収にこだわるそういう人はそこまで多くはないな、と感じています。[/speech_balloon_left2]うちの相談所の会員さんで、特に20代後半くらいの女性と「どういう男性がいいですか?」という話しをしていると、
- 年収は特にこだわりがないです
- しっかり働いてくれればいいですよ
- 自分と同じくらいの年収でかまいません
と、年収にはあまりこだわっていない方が多いです。
それよりも
- 価値観が合う
- コミュニケーションが取れる
- 趣味が合う
など、そういうことを重視している女性が多いなと感じます。
もちろんこれは相談所や年代によって、色々と考え方が変わってくるとは思いますが、女性は「絶対年収が高くないとダメです」という人ばかりではないということは、言えるかなと思います。
お金よりも大切なこと
男性の皆さんは、相談所で活動されているのであれば、そこまで年収に対して不安になる必要はないです。
なぜなら、女性の方々というのは、検索をする時点であなたの年収をある程度は知っているので、どういう生活水準の人かというのは、想像できます。
ですから、デートの時に自分を大きく見せる必要なく、無理に高級レストランに連れて行く必要もないのです。
それよりも、男性が陥りがちな罠としては、女性というのは男性よりもどちらかというと、節目節目を大切にします。
例えば、初回のデートした日付や記念日、結婚式も女性の方がやりたいという方が多いです。
男性からすれば、ぶっちゃけ初回のデートなんて会話が出来ればいいので、場所なんてドトールでもマックでもいいのでは…と感じるかもしれません。
しかし、女性からすると、初回にそういう場所だと
- 何かぞんざいに扱われていないかな?
- 初回のデートなのに、こんな場所なの?
と、感じてしまうわけです。
やはり、初回のデートは、ホテルのラウンジでカフェでする方が良いですし、2回目、3回目でまだ距離が縮まっていない時は、ある程度いいレストランなどでお食事をした方が、女性側も自分は大切にされているなと感じられるのです。
運が悪かっただけ
男性の中には、本当にごくごくごくごく一部の女性だと思うのですが、酷い言葉を浴びせられた経験をされている方もいらっしゃると思います。
そういう経験は一度すると、かなりトラウマになる時もあると思います。
でも、そういう女性はいるかもしれませんが、割合としては少ないはずです。
ですから、そこは上手く切り替えて、「こんな女性がいたんだよ」と、笑い話にするくらいの勢いで、スルーすることを意識した方が良いかなと思います。
言い訳ばかりでは良い結果は出ない
男性の中には
- 人見知りでうまくしゃべれないからモテない
- 自分は、男らしくないからモテない
など、こんな風に思ってしまう時もあると思います。
[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://www.wealsma.com/wp-content/uploads/2022/07/hosoyu-avator.png” user_name=””]私自身もよく感じることがありました。 でも、結局それは言い訳してるだけだなと気づいたのです。[/speech_balloon_left2]どういうことかといいますと、心のどこかでモテないことを認められず、「自分は人見知りだからデートがうまくできなくて当たり前なんだ」「男らしくないからモテなくて当たり前なんだ」などと、結局デートを失敗したという結果を直視する勇気がなくて、ただ言い訳をしていたんだな、と感じました。
そこからは、プライドや羞恥心を捨てて、とにかく相手の人が良いなと思ったら全力で行き、失敗を恐れずに行動するという勇気にも繋がる考え方を身につけることができました。
まとめ
男性がお金目的で見る女性が嫌だという理由は2つありました。
1つが、お金が理由で断られたように感じたことがあったから、
そしてもう1つが、年収が低いことで結婚相手として対象外にされたことがあるから。
お金の問題というのは、確かに婚活の要素の中でも大切なものの1つではあります。
だからこそ、女性は男性がお金を払ってくれた時は、しっかりと感謝を伝えること、
そして男性は、お金目的で男性を見ている女性は、そういう女性もいるかもしれませんが、かなり少ないので、無視していい人を見つけましょう、ということをお伝えしたいです。
年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。