結婚相談所の「連盟」とは、それぞれの結婚相談所の会員を相互に紹介できる仕組みのことです。

結婚相談所の連盟に加入することで、出会いの分母を圧倒的に増やすことができます。

それぞれの連盟の会員数や特徴が異なるので、自分に合った連盟を見つけて入会することが大切です。

今回は代表的な連盟の中でも、とくにおすすめであるIBJとJBAについて紹介します。

それぞれ向き不向きがあるので、「〇〇な人におすすめ」をチェックして向いている連盟を選んでくださいね！

IBJとJBAの違いとは？

IBJもJBAも大手連盟ではありますが、会員数やシステムなどに違いがあります。

それぞれの特徴を知ることで、違うところを比較していきましょう。

IBJ（日本結婚相談所）の特徴

IBJは日本結婚相談所連盟のことで、結婚相談所の連盟の中で会員数がもっとも多いです。

• 会員数　82,154名
• 年間成婚者数　14,671名（2021年）
• 加盟店数　3,400社
• 男女比　男性4：女性6

IBJは結婚相談所の連盟の中で唯一の東証一部上場企業となります。

法人で加盟しているところも多数あるため、とにかく規模が大きく連盟最大手であるといえるでしょう。

男性会員が30～40代前半で、年収は500～699万円とスペックの高い会員が多いです。

そのため女性からの支持も多く集めているので、女性の比率のほうがやや高くなっています。

会員数も成婚者数も右肩上がりを続けている連盟なので、安心と信頼は抜群です。

IBJは結婚相談所で初めてシステムでのアプリ化をしており、結婚相談所での出会いを身近で気軽なものへと変化させています。

これにより若い年代も利用しやすくなったため、IBJには20代の若い年齢層の登録も年々増えてきているのです。

このようにIBJは、業界の最大手でありながら最先端をいく連盟の中心にある結婚相談所であるといえるでしょう。

JBA（日本結婚相談協会）の特徴

JBAは日本結婚相談協会のことで、本社が大阪にあり西日本を中心に活動している連盟です。

• 会員数　52,000人
• 年間成婚者数　非公開
• 加盟店数　1,600社
• 男女比　非公開

JBAも会員数が50,000人を超える大手連盟であり、加盟店数も1,600社以上となっています。

会員データの開示をしていないため、会員の男女比や年齢・学歴・収入といったスペックなどはわかりません。

JBAは、コネクトシップという会員を照会するシステムの利用が可能です。

コネクトシップは、JBAに加盟していない結婚相談所の会員情報を共有することができます。

これにより出会いの幅が広がり、理想の人と出会える確率も高くなるでしょう。

IBJとJBAの違いとは？

IBJとJBAは、どちらも多くの会員と出会うことができます。

ただしIBJのほうが圧倒的に会員数が多く、会員のレベルが高いことでも有名です。

またIBJは全国展開していることから利用しやすく、アプリの導入により若い世代にも人気が出ています。

婚活を真剣に！でも気軽に…進めていきたいという人は、IBJへの入会がおすすめです。

ただし西日本の人の場合は、JBAのほうが出会いやすいこともあるでしょう。

地域限定でお相手を探しているのであれば、JBAへ入会することで理想の人と出会えるかもしれません。

IBJがおすすめな人

IBJは、圧倒的な会員数と連盟最大手の信頼があり、他の連盟と比較しても圧倒的に利用しやすくなっています。

「〇〇な人におすすめ」というのであれば、「結婚したい人に全員におすすめ」です。

年代や地域問わずに、結婚相談所に悩んだ人はIBJに入会していくと安心して婚活ができるでしょう。

理想の人と出会いたい人

IBJは8万人を超える圧倒的な会員数を誇るため、希望の人と出会える確率が高いです。

新規の入会は月3,700人ほどとアクティブ会員も多く、20～30代の若い年代も増加しています。

せっかく結婚相談所に入会したのに、「全然出会いがない！」ということはありません。

もちろん極端に理想を高くしてしまえば、どこに行っても出会いは少なくなってしまいます。

しっかりと現実を受け入れて婚活ができる人は、IBJに入会することで理想の人と出会うことができるでしょう。

スペックを重視する人

IBJは、ハイスペックな人と結婚したい人におすすめです。

IBJには高学歴・高収入、さらには容姿端麗の会員が多くいます。

もちろん全員がハイスペックということではないですが、他の連盟と比較すると全体的にハイレベルであると言われることが多いです。

IBJは、入会時に各種証明書の提示が必要であり、また活動費用もやや高額に設定されていることもハイレベルな会員が多い理由です。

入会のハードルを上げていることで、会員のレベルも必然と高くなります。

結婚するならスペック重視！という人は、IBJで出会いを探すと良いでしょう。

婚約までサポートしてほしい人

結婚相談所では、成婚をすると「成婚退会」となり結婚相談所を退会することになります。

IBJの成婚退会の定義は、お見合い→仮交際→真剣交際→プロポーズ成功（婚約）→成婚退会です。

つまり真剣交際に入ってからもサポートを継続してもらうことができて、最終的にプロポーズが成功して婚約するところまでカウンセラーは二人三脚で婚活をバックアップしてくれます。

しかし他の連盟の場合、お見合い→仮交際→真剣交際→成婚退会となり、結婚を前提とした交際がスタートすると成婚とみなされてしまうのです。

実際には真剣交際に入っても4割程度のカップルは破局となってしまうため、まだサポートが必要な期間だといえます。

婚約までしっかりサポートしてほしい人であれば、IBJでの確実な婚活がおすすめです。

JBAがおすすめな人

JBAも会員数が5万人を超える大手連盟です。

IBJと比較されることが多いですが、JBAにおすすめな人はどのような人なのでしょうか。

ここから具体的に3つの特徴を紹介します。

西日本で活動する人

JBAは本社が大阪にあるため、活動拠点を西日本にしています。

支社は関東や中部地方などにもありますが、西日本での婚活に力を入れている連盟です。

西日本にお住まいで、相手も西日本で見つけたい…という地域限定の人であれば、JBAは活動しやすいでしょう。

幅広い会員と出会いたい人

JBAはコネクトシップのシステムを利用できるため、JBAの会員の他にコネクトシップ活動会員出会うことができます。

JBA会員の約5万人に、コネクトシップ活動会員の約3万人も加わることで、最大級の結婚相談所ネットワークとなるでしょう。

全国の相談所で多くの会員と出会うことができるため、幅広い会員との出会いを求める人におすすめです。

結婚後のメリットも欲しい人

JBAはブライダルに関連する企業・会社とも数多く提携しています。

• 衣裳
• 家具
• ジュエリー
• 結納
• ホテル・式場
• 住宅関連
• 保険

JBAからの紹介であることで、結婚に関連したさまざまな割引を受けることが可能です。

結婚した後もメリットが欲しい…と先を見据えて活動している人におすすめの連盟でしょう。

まとめ

IBJもJBAも連盟として最大手であり、多くの会員と出会うことができます。

IBJは圧倒的な会員数とサービス力を誇るため、安心して利用することができるでしょう。

「婚約」するまで、カウンセラーがしっかりとサポートしてくれます。

JBAはコネクトシップの利用ができるため、会員の幅を広げることが可能です。

また西日本での活動を強みにしているため、地域によっては活動したすく感じます。

ぜひ大手連盟を比較して、自分に合ったところで婚活をスタートさせてくださいね！