結婚相談所に入会すれば、当然のように多くの人とお見合いができると思っていませんか？

しかし実は、結婚相談所でお見合いするのは簡単なことではありません。

お見合いを成立させるためには、お見合いを組むコツを把握しておく必要があるでしょう。

そこで今回は、IBJのお見合い申し込みについて徹底調査していきます。

お見合いが成立しなければ交際にも成婚にも進むことができないので、最初のステップをしっかり踏んでいくようにしてくださいね。

お見合いの申し込み数何人？

お見合いを成立させるためには、お見合いの申し込みをしていかなくてはいけません。

「数撃てば当たる」と見境なくお見合いを申し込む人もいますが、結婚相談所によっては申し込み数に上限を設けているとこともあります。

日本結婚相談所連盟IBJは、お見合いの活動期間は3～4ヶ月で、お見合い回数は5～9回程度です。

1ヶ月当たりのお見合い申し込み最大人数は、上限200名に設定されています。

個人のところだと無制限のところもありますが、反対に50名以下と少なく設定しているところもあるでしょう。

最初にお見合いの申し込み数の上限も確認しておくと安心です。

どれくらい申し込み数あった方がいい？お見合いの成立率は？

お見合いの成立率は、約6％と決して高くありません。

2021年は420万件のお見合い申し込みがあり、そのうち26万件が承諾されています。

この成立率を計算すると、100人にお見合いを申し込むと6名ほどとしかお見合いできないという確率です。

つまり1人とお見合いをするためには、15～16人に申し込みをする必要があります。

IBJでのお見合い回数は10回程度なので、お見合い申し込みは（10回×15人）150人を目安とすると良いでしょう。

申し込み成立率が高い人の特徴

お見合いの成立率は6%ほどですが、これはあくまで全体で算出した数字です。

お見合いの成立率には偏りがあるため、高い人と低い人には大きな差があります。

そこで、申し込み成立率が高い人の特徴を紹介するので参考にしてください。

年齢が若い

お見合いの成立率と年齢は大きな関係があります。

年齢は若ければ若いほうが有利であり、お見合いの成立率も断然高くなるのです。

一番お見合いが組みやすいのは20代後半であり、スペックに関わらず年齢だけで成立率が上がります。

• 男性　20代後半→40代後半にかけて成立率は半分に低下（8.6％→4.4％）
• 女性　20代後半→40代後半にかけて成立率は半分に低下（11.4％→6％）

とくに男性は女性の年齢を重視している傾向が強いため、女性の年齢は成立率に深く関係します。

つまり単純に年齢が20代というだけで、お見合いの成立率は高くなるのです。

婚活の市場価値を理解している

お見合いの成立率が高い人は、自分の婚活における市場価値を理解している人です。

お見合いは需要と供給がマッチすることで成立します。

自分が理想とする人を希望するだけでなく、自分がどんな人に求められているかを考慮することも大切です。

たとえば20代女性であれば、比較的多くの男性からの需要があるでしょう。

しかし30代後半女性の場合、高スペックの男性とのお見合い成立は難しくなってきてしまいます。

その場合は年収や容姿などのスペックを下げなければ、お見合いの成立はできなくなってしまうのです。

客観的に自分の需要を受け入れることができている人は、お見合い成立率も高くなるでしょう。

柔軟な考え方ができる

結婚相談所では、柔軟に考え方を変えられる人のお見合い成立率が高いです。

お見合いは申し込みをしたり、申し込みを受けたりすることで成立します。

その中で、「理想の人ではないけれど会ってみよう」「少し年収低いけど会ってみよう」「タイプではないけれど条件は当てはまるから会ってみよう」と柔軟に相手を選ぶ必要があるのです。

プロフィールではわからないだけで、会ってみると素敵な人はたくさんいます。

自分の理想とする条件でない人を受け入れられるかどうかでお見合いの成立率は大きく異なるのです。

プロフィールが充実している

お見合いの成立率が高い人は、プロフィールをしっかりと作り込んでいます。

結婚相談所におけるプロフィールは、就職する時の履歴書と同じようなものです。

企業は履歴書から、スペックや意欲などを読み取り判断します。

どんなに高学歴であっても、志望動機や自己PRの内容が薄ければ書類選考で落とされてしまうでしょう。

結婚相談所も同様で、プロフィールから相手の結婚に対する意欲を感じ取ります。

結婚に対する本気度や人柄などが伝わるプロフィールができている人は、お見合いの成立率も高くなるのです。

申し込み成立率が低い人の特徴

お見合いの成立率が低い人は、100人の申し込みで1人成立する程度ということもあるでしょう。

お見合いの成立率が1%となってしまうと、自信を喪失してしまい婚活意欲も低下してしまいます。

しかし必ずしも自身に欠点があるわけではなく、お見合いの申し込み方法に問題がある可能性も高いです。

ここからは、お見合いの成立率が低い人の特徴を紹介します。

無理な申し込みが多い

結婚相談所に入れば誰でもモテるわけではなく、需要と供給のバランスが生じてしまいます。

自分のスペックに関わらず、高い理想ばかりを追い続けてしまうとお見合いは成立しません。

需要がない相手に対して100件の申し込みをしたところで、それが受け入れられることはないのです。

結婚するのであれば、理想の相手を探したいというのは当然の心理です。

しかし無理な申し込みを続けていても、お見合いにたどり着かないことも受け入れて活動しましょう。

婚活に消極的

結婚相談所に入会して安心してしまう人も多いですが、大切なのは入会して活動することです。

申し込みを待ち続けていたり、申し込まれても断ってしまっったり…前向きに活動しない人も多く見受けられます。

当たり前のことですが、消極的なままではお見合いも成立しません。

自分から相手を探してお見合いを申し込みして、断られても前向きに気持ちを切り替えて活動することが大切です。

プロフィールの内容が足りていない

結婚相談所で相手を選ぶ判断材料となるプロフィールの内容が足りていないと、お見合いの成立率は低くなります。

自分の魅力や結婚への意欲も伝わらないため、相手の心に留まることがありません。

「この人と会ってみたい」そう思わせなければ、お見合いは成立しないです。

自己分析をしたうえで、スペックや誠意などが伝わるようなプロフィールを作成しましょう。

お見合い申し込みが少ない

お見合いする相手を慎重に選ぶのは大切なことですが、そもそもお見合い数が少なければ成立率も低くなります。

お見合いの申し込み数の上限までは何回でも申し込むことが可能です。

まずは断られて当たり前という気持ちで、どんどん申し込みを開始してみましょう。

その中で自分の婚活市場価値を見極めながら、申し込みする相手を柔軟に選ぶと良いです。

お見合いを組むためのコツ

結婚相談所では、会いたい人ではなく会える人に申し込みをすることも大切です。

お見合いをしなければ、当然のことながら交際にも成婚にも進むことはできません。

お見合いを組むコツを理解して、少しでも多くの人で出会えるようにしましょう。

自分を知る

自分を知ることができなければ、お見合いを組むこともできません。

自分を知るためには、どんな人にお見合いを申し受けされるか統計を取ることも必要でしょう。

30代後半の人から申し受けが多いのであれば、30代後半の人にターゲットを絞ることで成立率も高くなります。

無鉄砲に申し込むのではなく、自分が受け入れられる層に申し込むようにしてください。

カウンセラーからの紹介を活用する

結婚相談所は、専属のカウンセラーが婚活をサポートしてくれます。

カウンセラーは、プロの目線で男女のバランスを見て紹介をしてくれるでしょう。

そこでカウンセラーを頼り、カウンセラーに紹介してもらうようにします。

カウンセラーからの紹介は、お見合いの成立率も高くなるので活用してください。

プロフィールを作り込む

プロフィール写真は、フォトスタジオで撮影した最高の1枚を用意します。

清潔感を出せるように心掛けて、第一印象を上げられるようしましょう。

また2枚目以降の写真は、趣味などが伝わるようなカジュアルな雰囲気のものも用意すると良いです。

自己PRは具体的に趣味や休日の過ごし方、また結婚観などを記載するようにします。

相手に誠意が伝わったり、共通点を見つけてもらえたりするとお見合いに移行することも多くなるでしょう。

申し込み数を増やす

お見合いの成立率は6%程度なので、100名に申し込んでも6名としか会うことができません。

つまり10名にしか申し込まなければ、1名にも会うことができないということです。

とにかく申し込み数を増やすことで、相対的にお見合い成立数も増えます。

積極的にお見合いを申し込んで、1人でも多くの人と会えるようにしましょう。

まとめ

結婚相談所では、お見合いの成立率は6%ほどと低いです。

ただし6%には偏りがあるため、もっと高い人もいれば低い人もいます。

少しでもお見合い成立率を上げるためには、婚活方法の見直しが必要です。

まずは自分の婚活における市場価値を見極めたうえでお見合いの申し込みをすること、そして積極的にお見合い数を増やしていくことでしょう。

お見合いが断られてしまうのは自信をなくす原因になりますが、当たり前のことだと思い前向きに婚活を続けるようにしてくださいね。