【実態を暴露】結婚相談所成婚率の年齢別まとめ!低い理由も紹介【20代/30代/40代】

【実態を暴露】結婚相談所成婚率の年齢別まとめ!低い理由も紹介【20代/30代/40代】
監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。年間200人以上の婚活をサポート。 2022年には、日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する3,362社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数3,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。

残念ながら、結婚相談所を利用しても全員が結婚できるとは限りません。結婚相談所を利用するのであれば、どのくらいの確率で結婚できるのか、成婚率を知っておきたいですよね。

そこで今回は、結婚相談所の成婚率を20代・30代・40代の年齢別にまとめました。記事後半では、結婚相談所の成婚率が低い理由と他の婚活サービスとの成婚率の比較についても解説しています。

先に結論をお伝えすると、結婚相談所利用者の1年以内の成婚率は9.25%です。年齢別では、20代30代で成婚率は約25.9%、40代ではデータこそないものの成婚率は大幅に低くなります。

結婚相談所の代表として年間200人以上の婚活をサポートしている経験から、本音で解説をします。

記事を最後までチェックして、結婚相談所に入るか否かの判断材料を1つ増やしましょう。

目次

実態を暴露!結婚相談所が出している成婚率は鵜呑みにできない

結婚相談所のホームページには「成婚率」が記載されています。しかしこの数値は、あまり参考になりません。

なぜなら結婚相談所によって「成婚」の定義が異なっているからです。以下、大手結婚相談所6社の成婚の定義です。

結婚相談所「成婚」の定義
IBJメンバーズ婚約を通じて結婚を約束
エン婚活エージェント結婚を視野に真剣交際をすると決意
パートナーエージェント交際中の二人が結婚の意思を固めて婚活を終了
オーネット会員同士で婚約・結婚のために退会届を提出
ツヴァイ交際・婚約・結婚を理由に退会届を提出(会員外でも可)
ゼクシィ縁結びエージェント交際中の二人が結婚の意思を固めて退会

条件が結婚相談所によって異なる以上、公式ホームページに公開されている成婚率を比較することにあまり意味はありません。

そして中には、成婚の条件を満たした後に破局してしまうカップルもいます。そういった方々も「成婚」としてカウントされるため、本来の数値よりもわずかに高く成婚率が出てしまいます。

結婚相談所の成婚率を年齢別&IBJや経済産業省の調査を基に紹介

各結婚相談所が公表する成婚率は参考にできないため、公的なデータ等を用いて結婚相談所の成婚率について紹介します。

まず経済産業省が公開するデータ「少子化時代における結婚関連産業の現状」によると、結婚相談所利用者の1年以内の成婚率は男性8.4%、女性10.1%です。

上記数値の平均は9.25ですので、結婚相談所利用者の1年以内の成婚率は9.25%であると分かります。

しかし以下2つの理由から、実際の成婚率はもう少し高いと考えるのが妥当です。

  • 結婚相談所の利用期間が1年を超えた後に成婚する方もいるから
  • 2004年の古いデータなので、結婚相談所の利用者層に違いがあるから

そして成婚率は、年齢によって大きく異なります。経済産業省が公開しているデータに年齢別の成婚率はありません。よって業界最大手の連盟であるIBJが公開している情報を基に、年齢別の成婚率について解説します。

20代の結婚相談所での成婚率

IBJ 2022年度版 成婚白書」では、20代の成婚率について、以下のように地域別でまとめられています。

東京都東京都以外
20代男性39.7%22.9%
20代女性30.1%28.9%
3都府県3都府県以外
20代男性33.3%21.9%
20代女性27.4%30.6%
※上記における3都府県とは東京都・大阪府・愛知県を指します。

1つ目の表の4つの数値の平均は30.4%です。よって20代の結婚相談所成婚率は30.4%前後と考えて問題ないでしょう。

20代の成婚率は、全体の成婚率9.25%と比較しても3倍以上高くなっています。

また上記2つの表を見てみると、住んでいる地域や男女によって、成婚率に大きな差があることが分かります。

例えば1つ目の表を見てみると、男性の成婚率は東京都の方が東京都以外と比較して16.8%高いです。

これは東京都の男性の方が平均年収が高く、成婚に至りやすいことが原因であると考えられます。

一方女性は、地元を離れて都市部に集中する傾向にあります。よって都市部での競争率が上がり、都市部とそれ以外の地域で成婚率に大きな差はありません。

30代の結婚相談所での成婚率

残念ながら、30代の結婚相談所での成婚率に関する信頼できるデータはありません。

しかし30代の結婚相談所での成婚率は、20代と同等、あるいは20代よりも少し高くなるという考えが一般的です。理由は以下のとおりです。

  • 20代よりも30代の方が結婚に対する熱量が高いから
  • 20代よりも30代の方が現実的に結婚について考えているから

20代よりも30代の方が、結婚に対して「焦り」を感じる方は多くなります。この傾向は特に女性が顕著です。よって30代の方が、より本気で結婚相談所を利用してくださる方が多く、成婚率も高くなる傾向にあります。

また20代のうちは、お見合いに至る可能性は高くても、高い理想像が邪魔をして成婚に至らないケースが多いです。

一方で30代の方は、外見や年収、年齢など、相手に求める条件を比較的広く設定できるため、20代よりも年齢は上であるにもかかわらず、成婚率は同等あるいは高くなります。

40代の結婚相談所での成婚率

30代と同様に、40代の結婚相談所での成婚率に関する信頼できるデータも存在しません。

しかし感覚値として、40代の成婚率が、20代や30代の成婚率と比べて低くなることは確かです。

もちろん40代で結婚相談所を利用して成婚に至る方も多くいます。しかしやはり年齢は、結婚相手の条件を絞り込む上での重要な要素です。

例えば20代女性が結婚相談所で男性を探す際の条件として、以下の2つを仮定しましょう。

  1. 20〜30代の男性
  2. 20〜40代の男性

20〜30代の男性であれば、上記の1にも2にも当てはまります。一方40代の男性は、上記の2にしか当てはまりません。

このような理屈でお相手候補の数が減り、結果として成婚率も低くなるのです。

結婚相談所の成婚率が低い理由

ここまで記事を読み進めてみて「結婚相談所の成婚率って意外と低い」と感じた方も多いのではないでしょうか。

結婚相談所の成婚率の低下を招く原因は、以下の2つに集約されます。

  • 男女の理想の相手像が異なるから
  • 途中で諦めて退会してしまう方がいるから

つまり上記2つを踏まえた上で結婚相談所を利用すれば、成婚率は本記事で紹介したデータよりも高くなります。

それぞれ詳しく見てみましょう。

男女の理想の相手像が異なるから

結婚相談所を利用すれば、数万人単位の会員様の中からマッチングができます。

よって理想の相手とマッチングできる可能性はあるのですが、お互いに理想とする条件が異なるため、なかなかマッチングに至りません。例は以下のとおりです。

  • 30代女性→30代、年収800万円以上、身長175cm以上、趣味や話が合ってかっこいい男性と結婚したい
  • 上記全ての条件に当てはまる男性→20代、容姿端麗、+αの女性と結婚したい

すべての条件を満たす相手を探すのは大変です。

しかし、「これだけは譲れない」という条件だけを決めて、それ以外の条件は柔軟に変更すると、出会える相手の数が増えて結婚できる可能性が高まります。

条件に当てはまらない相手でも、お見合いをしたら意気投合してそのままゴールインなんてことはよくある話です。

途中で諦めて退会してしまう方がいるから

以下は、成婚者のお見合い回数を男女別にまとめたグラフです。

途中で諦めて退会してしまう方がいるから
出典:2022年度版成婚白書

上記のグラフを見ると、男女ともに6〜10回のお見合いで成婚に至っている方が最も多いと分かります。

しかし中には、3回のお見合いで「自分には向いていない」と諦めて、結婚相談所を退会してしまう方もいます。

慣れないお見合いを何度もこなすのは、大変ですよね。

もちろんお見合いを続ければ全員が成婚できるとは限りません。しかし何とか踏ん張って10回はお見合いをしていただけると、成婚できる可能性は高くなります。

そしてそのお見合いをサポートするのは、我々カウンセラーの役目でもあります。

結婚相談所とマッチングアプリや婚活パーティーの成婚率を比較

ここまで「結婚相談所の成婚率が低い理由」を解説しました。

確かに9.25%という数値だけを見ると、成婚率が低いと感じてしまうでしょう。しかしマッチングアプリや婚活パーティーといった他の婚活手段と比べると、結婚相談所の成婚率はむしろ高いのが実情です。

マッチングアプリ、婚活パーティーの成婚率について、それぞれ解説します。

マッチングアプリの成婚率

マッチングアプリ最大手「ペアーズ」が公開している情報等を基にペアーズの成婚率を算出すると、1.2%程度となります。

具体的な計算の流れは以下のとおりです。

①ペアーズで恋人ができる確率は3%(恋人ができた人の累計30万人÷累計会員数1000万人×100=3)
②カップルが結婚に至る確率は多めに見積もって40%
▶︎①と②を踏まえると、3%×40%=1.2%なので成婚率は1.2%

Pairs2020年 カスタマーケアレポート等の情報を基に筆者作成

実際には、マッチングアプリによって成婚率は異なります。またマッチングアプリで成立したカップルが成婚に至る確率「40%」はあくまで仮の数字です。

しかしマッチングアプリの方が結婚相談所よりも成婚率が低いことは確かです。

結婚相談所とマッチングアプリの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:本気ならマッチングアプリと結婚相談所はどっちがいい?両者を比較&併用はアリかを解説

婚活パーティーの成婚率

婚活パーティーでは、運営者が「参加者が結婚したかどうか」を知る術がありません。よって正確なデータは存在しません。

インターネット上ですと、婚活パーティーの成婚率は2〜7%といった声が主流です。

結婚相談所ほどではありませんが、マッチングアプリと比べて結婚への本気度が高い分、成婚率は高くなっています。

婚活パーティーでは、コミュニケーション能力や第一印象が重要視されます。よってそういった面で自信がある方は、結婚相談所ではなく婚活パーティーを検討してみるのも1つの手です。

まとめ

結婚相談所の年齢別成婚率や、成婚率が低い理由、他の婚活手段との成婚率の比較について解説をしました。

結論、結婚相談所の成婚率は高いです。70%80%とはいきませんが、他の婚活手段と比較して成婚率が圧倒的に高いのは確かです。

本気で結婚相手を探したいのであれば、ぜひ結婚相談所を利用してみてください。

ウェルスマは、オンラインで気軽にご利用いただける結婚相談所です。ご利用料金は、初期費用19,800円・月額9,800円からの業界最コスパ。IBJ AWARD 2022では、3,362の結婚相談所の中で2期連続アワードを受賞いたしました。

結婚相談所選びでお悩みの方は、ぜひ一度無料のオンライン相談をご利用ください。婚活カウンセラーがご相談に乗らせていただきます。無理な勧誘はありませんのでご安心ください。

監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。年間200人以上の婚活をサポート。 2022年には、日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する3,362社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数3,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。
目次