【婚活男性】「容姿・見た目で判断するな!」と思うと婚活がうまくいかない理由

監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。年間200人以上の婚活をサポート。 2022年には、日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する3,362社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数3,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。
ほそゆうのプロフィール

・結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。2022年前半は男女130人以上をサポート
・【登録者1600人突破】Youtubeチャンネル「ほそゆう婚活ちゃんねる」
・経歴:東北大→NTTデータ→大手コンサルファーム→婚活サービス企業経営


今回は、「見た目で判断されるのは心外です」という婚活男性の心理について、お話し致します。

「見た目で判断されたくないんです。私は中身を見て判断してほしいです。」

こういう意見は男性に限ったものではありませんし、婚活中の方から本音として、よくお伺いすることがあります。

確かに見た目だけで判断しないで、中身をしっかり確認した上で、自分に合っているかどうか判断してほしいと思っている方は多いでしょう
非常に理解できます。

でも、この考え方をこじらせてしまうと非常に危険です。

なぜなら、見た目はやっぱり大事な要素になります。
「見た目で判断されるのが嫌だ」と言っている人自身も十中八九、見た目で何かしらの判断をしているからです。

例えば、結婚相談所に入会しようと思った時に、色々な会社を調べたと仮定します。

その中で、結婚相談所のホームページが20年前のような古い見た目だとしたら、あなたは入会したいと思うでしょうか?
おそらく多くの方は入会したくないと思うでしょう。

その理由は、結婚相談所のホームページから、「ここの相談所は怪しいのではないか」「なんだか古臭いのではないか」などと、色々と推測してやめようと感じるわけです。

もしかしたら、カウンセラーさんは、とても素晴らしい方がいらっしゃるかもしれません。
会員の方も、とても魅力的な方がいらっしゃるかもしれません。
でも、やっぱりホームページの見た目から、「ここの相談所はヤバいんじゃないかな…」と思って敬遠するんですね。
このように、誰でも人や物を見た目で、ある程度判断してるのです

実際に以下のようなことがありました。

「写真は、スタジオで撮ることをおすすめしています」と、アドバイスをしたのですが、
「自分は見た目で判断されたくないので、写真は今あるものでいいです。なんでわざわざ写真スタジオで撮ったものを使わなきゃいけないんだ。」
と、いうご意見を頂きました。
でも、残念ながらやっぱり自分で撮った写真では、なかなか婚活がうまくいかないことがありました。

つまり、外見はやっぱり重要な要素であるのです。

そこで今回は、

  1. ルックスで判断して欲しくないという男性心理
  2. ルックスで判断して欲しくないと思いすぎると、婚活がうまくいかない理由
  3. ルックスで判断して欲しくないという人が勘違いしていること

この3本立てでお話し致します。

目次

ルックスで判断して欲しくないという男性心理

自分のありのままを見てほしいというのは、誰もが抱いている思いです。

しかし、ルックスで判断して欲しくないと強く言う男性は、実はルックスで判断されると、なかなか他の人には勝てないと、内心ではコンプレックスを持っているのです。

自分の弱点だと感じている

色々な婚活サービスをやってみたものの、なかなかマッチングしませんでした。原因は、やっぱりルックスなのかなと感じました。だから、ルックスで人を判断するのはやめて欲しいと思っているのです。

この気持ちはすごくわかります。

[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://www.wealsma.com/wp-content/uploads/2022/07/hosoyu-avator.png” user_name=””]これは、私の学生時代の話になります。 その当時、バイトをしており、居酒屋で働いていました。[/speech_balloon_left2]

周りは、居酒屋という場所だけあって、結構イケイケな人や男らしい人が、たくさんいました。また、居酒屋で働いている女性の中には、男らしい人が好きという方がたくさんいました。すると、やっぱり自分も気に入られたいので、男らしさを手に入れたいと思ったのです。

でも、自分が黒い服を着て、ネックレスをつけて、肌も少しスポーティに焼いてみたりしても、なかなか男らしさは簡単に手に入るものではありません。
すると、女性が、「男らしい人が好き」と話しているのを聞く度に、男らしいなど見た目で判断されるのはウンザリだと、感じるようになったのです。

つまり、自分の弱点だと思っているところを突かれると、どうしてもそれに対して反発したくなってしまうのです。

ですから、婚活でもルックスにあまり自信がないと思っている人ほど、ルックスで判断して欲しくないと思うのです。

他の要素で言えば、例えば年収が低い人は、お金で人を判断して欲しくないと思いますよね。

ルックスで判断して欲しくないと思いすぎると、婚活がうまくいかない理由

ルックスで判断して欲しくないという思い自体は、私にもよくわかります。

でも、それがエスカレートして、ルックスで判断する奴なんてくだらない、そういう奴とマッチングしたいと思わないので、自分は一切ルックスを変える必要はないと開き直り始めてしまうと、とても危険なのです。

理由は、冒頭にも申し上げた通り、ルックスというのは、人を判断する上で重要な要素だからです。

外見は内面を判断する手掛かり

実際、婚活でもプロフィール写真を一瞬見て、そこから自分の好みか無意識に判断しています。
ルックスで見て欲しくないと言っている男性の方も、女性のプロフィール写真から雰囲気などを読み取っていると思います。

こういう話をすると自分はかわいいなど、人を見た目だけでは判断していないとおっしゃる方もいます。

しかし、見た目以外、例えば穏やかそうな人だななど、内面を見るための要素も、外見を手掛かりにしている人が多いのです

お見合いは第一印象が重要

婚活では、プロフィールでマッチングして、その後一度お見合い、そしてすぐに今後を判断する流れになります。
つまり、お見合い相手と会える時間は、何十回も何百回もあるわけではないのです。

高校時代のクラスが一緒の人であれば、最初に外見から「怖そう、とっつきづらいな」と思ったとしても、半年一年と、過ごしていく中で、「意外と優しいやつだな」「意外とユーモアがある人だ」など、だんだんわかってきて、好きになることはあると思います。

しかし、婚活では一度のお見合いである程度、判断されてしまいます。
また、社会人になると、婚活以外でも実際に顔を合わせる回数が少ない出会いの方が多いでしょう。

そこで、外見でマイナスの要素をお相手に植え付けてしまうと、そこから挽回するのは、かなり難しいですね。

ルックスで判断して欲しくないという人が勘違いしていること

やはり、ルックスはこだわるべきです。
また、ルックスで見られるのが嫌だという方とお話ししていると、一つだけ勘違いしていることがあるかなと思います。

それは、顔のパーツがいい、つまりイケメンかどうかという軸で、ルックスを考えてしまっていることです。

イケメンである必要はない

確かに、イケメンの方が人気はあります。

でも、婚活女性の中には、顔のレベルはそんなに気にしないという方もいっぱいいらっしゃいます。
女性が一番気にするのは、雰囲気が自分に合っていること、健康的で清潔感があること、このぐらいなのですね。

体型

具体的には、ものすごく太っていないこと、健康的な体型をしていることが重要です。
この点においては、例えば、太っていると、どうしてもその人がだらしない人に見えてしまうのです。

服装

服装はキチンとした格好をして清潔感があることが重要です。
服はもちろんユニクロなどで良いです。すごくおしゃれな服装である必要はありません。

[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://www.wealsma.com/wp-content/uploads/2022/07/hosoyu-avator.png” user_name=””]他には髪型が整っている、笑顔が素敵、 見ているのはこういう要素ぐらいですよ。[/speech_balloon_left2]

外見が、清潔感があり、体型が健康的だと、しっかりと自己管理ができている人だなという内面を推測することができます。決してイケメンである必要ありません。

内面的にもしっかりとしている人だと相手に伝えるためには、まずはキチンと清潔感を感じさせる外見で婚活をした方が良いのです。
自分は見た目にこだわらないと自ら外見を放棄してしまうと、外見から内面もマイナスに見えてしまうので、気を付けてほしいのです。

コンプレックスは誰にもある

コンプレックスは、誰しも必ず自分の中にあるはずです。

ただ、無い物ねだりをしても仕方がありません。
例えば、身長が低いというコンプレックスを持っている場合、身長のことばかり考えても仕方がありません。
高身長の人も、高すぎることにコンプレックスを持ってる人もいるはずです。

誰しも、自分がいいなと思うポイントと、ここはこうだったらいいのに…と思うポイントがあります。

しかし、あまりにもコンプレックスを根に持ちすぎて、負のオーラをまとうようになると、なかなか周りに良い人が近づいてきませんつまり、大切なのは、ありのままの自分ですね。

自分はこういう長所もあるけど、こういう欠点もあると、ありのままの自分を認めること、そして別に他人に迎合する必要はなく、自分の素で接して受け入れてくれる人が見つかればいいという姿勢を持つことが大切です。

そのような姿勢を持つことで自分に対する評価も上がりますので、良いお相手から気に入られる可能性も高くなります。

まとめ

婚活をしているとイケメンであることが有利に思えてしまって、「自分はルックスにこだわりたくない」と思ってしまうことがあるかもしれません。

でも、ルックスというのは大切な要素です。ただ、決してイケメンであることが必要なわけではなく、清潔感や、健康的に見えることなど、内面もしっかりしている人だなと感じてもらうために、最低限の身だしなみを整える必要があります。

ですから、その部分を気をつけて、婚活を進めると良い結果がついてくるようになると思います。

監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。年間200人以上の婚活をサポート。 2022年には、日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する3,362社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数3,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。
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