

年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。
・結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。2022年前半は男女130人以上をサポート
・【登録者1600人突破】Youtubeチャンネル「ほそゆう婚活ちゃんねる」
・経歴:東北大→NTTデータ→大手コンサルファーム→婚活サービス企業経営
今回は、「婚活では女性余りが起こっている理由」をお話し致します。
婚活をしていても、なかなかいい男性に出会えないとお悩みの方も多いではないでしょうか。
事実、マッチングアプリや街コンといった恋人作りやライトな婚活の場では、男性の方が多いのですが、真剣な婚活の場である結婚相談所となると、女性の方が多い場合がほとんどです。
大手の結婚相談所では、男性対女性の比率が大体4:6となっているところが多いですね。
なぜ女性余りが起こっているのか理解することが、婚活で数少ない男性と交際、結婚へと進むためには大切です。
いくら自分が努力したとしても、男性のことを理解して婚活をしないと、なかなか成果は出ません。
男性が婚活をどのように考えているのか、いつ結婚しようと決断するのかといった相手を知ることが大切です。
女性余りの理由と男性の婚活に対する思いを理解すると、婚活で成果が出やすくなります。
結婚したい男性の割合が少ない
生涯未婚率を確認すると、2015年時点で男性約23%、女性約14%となっています。
これは、男性の4人に1人が結婚しない、そして、女性の7人に1人が結婚しないことになります。
つまり、男性の方が女性よりも結婚しない選択をする人が多いということです。
未婚率は1980年代頃までは、男女ともに5%以下でしたが、1990年~2000年代と急激に上昇してきています。
男性の趣味・キャリアの挑戦も応援する
結婚に対する感覚も、絶対にしなければならないもの、できない人は負け組という感覚から、
結婚はしたい人がすればいい、独身で趣味や仕事に時間を割く生き方も認められるようになってきました。
特に仕事で活躍している人や趣味が充実しているハイスペ男性は、自分のやりたいことや好奇心の範囲が広いです。
そのため、結婚することにより、自分の挑戦できることや行動範囲が狭まってしまうことを嫌う人もいます。
昔のような男性は結婚したら家族を守ることが第一の目的であり、安定して働くべきと言うような考え方ではなく、男性自身の仕事でのキャリアの挑戦や趣味に費やす時間も認め、男性自身の人生も尊重できる人が結婚相手として求められています。
結婚したら、家庭のために働いて子供のために時間を取り、それ以外の趣味や仕事の挑戦を応援できない女性とは、男性は結婚したくないと考えます。
男性の真剣度が高くない
男性の結婚への真剣度が女性に比べて高くありませんが、男性もいずれは結婚したいと考えている人が8割以上います。
しかし、男性は女性ほど結婚への焦りを感じません。
女性は20代後半から30代前半までには、遅くとも結婚したいと考えている人が多いです。一方で、男性はそこまで年齢に縛られることもないため、いい人がいれば結婚したいなと考えている方が多いです。
そのため、1年以内の結婚を目指す結婚相談所ではなく、婚活アプリや街コンの婚活パーティーなど、比較的ライトな出会いの場を好みます。
男性に結婚の意思を伝える
特に注意しなければならないのは、マッチングアプリや婚活パーティーでも、女性はいい人がいたらすぐ結婚したいと考えており、真剣度が高い人が多いです。
一方で、男性は婚活の場であっても、まずはお付き合いできたらいいかなぐらいのテンションで来ています。
そのため、良い出会いがあって交際に進んだとしても、男性になかなか結婚の意思がなくお別れするパターンが、多くあります。
婚活パーティーやマッチングアプリで出会った男性と交際する場合は、自分がいつまでに結婚したいのか考え方をしっかりとすり合わせするようにしましょう。
結婚を考えるきっかけの違いがある
男性が結婚を考えるきっかけは、女性とは違います。
女性は結婚したいと思い、交際する相手を選ぶと思いますが、男性はお付き合いする中で、この人は人生を共にできるパートナーかどうかを考えます。
ですから、男性は恋人としてはお付き合いしたい相手だけど、結婚相手とはちょっと違うかなと考えている場合も多々あります。
これは「男性が結婚を意識する7つのきっかけ」という動画で詳しく解説しています。
きっかけを理解してお付き合いできるかどうかで、男性の結婚への決断にかなり大きな影響を与えますので、ぜひご覧ください。
婚活女性の求める普通の男性がいない
婚活女性が求める普通の男性は、残念ながら婚活市場では普通とは言えない場合が多いです。
例えば、よくある条件としては
- 年収500万円以上
- 身長170センチ以上
- 清潔感がある
- 年齢は同年代から5歳年上位まで
年収単体や、身長単体、年齢単体で見ると、もちろん条件に当てはまる男性はいるのですが、全てを兼ね備えている男性は、割合が低くなってしまいます。
特に年収を求めるほど、年齢も上がる傾向はあり、そのバランスを取るのが難しいと感じる女性が多くいます。
さらに女性は今挙げた条件以外にも細かい条件を持っている人が多いです。
- タバコを吸わない人
- 休日は一緒にどこかへ出掛けてくれる人
- 色の好みが合う人
そのため、マッチングはさらに難しくなってしまいます。
一方、男性が求める条件としては、ルックスと年齢がほとんどで、意外と細かい条件を持っている人は少ないのです。
ですから、結婚相談所で活動する男性は、20代後半~30代前半の人で、自分とある程度合うなと思った人がいたら、すぐに結婚を決める場合が多いです。
結婚相談所では、20代後半の女性は、30代以上の男性から非常に人気があります。
しかし、女性は30代になると男性からの希望が少なくなります。
真の理想条件を追い求める
私は様々な動画などでお伝えしていますが、理想の条件を妥協する必要はないと考えています。
理由は理想の条件を妥協して、好きでもない相手と結婚しても、幸せな結婚生活は手に入れられないと考えているからです。
ただ、理想の条件の捉え方を少し変えたほうがいい方はいらっしゃいます。
例えば、あなたは本当に年収500万円以上、身長が170センチ以上ある方だったら、結婚したいのでしょうか。
おそらく結婚の最終的な決め手となるのは、スペックではなく話をして価値観が合うかどうかが一番大切な決め手になると思います。
価値観は非常に曖昧で言語化するのは難しいものですが、自分が何を求めているのか考えていくと明確になります。
また理想の相手というのは、まず自分のことを本当に好きになれた時に見えてくるものでもあります。
婚活をしていると、なかなかマッチングしない状況が続き自分を責めたり、条件を妥協できずに気に病んだり、色々とネガティブな感情が湧いてくると思います。
そのようなネガティブな状態の時は、自分の気持ちがわからなくなっているので、本当の理想の条件を考えても見えてきません。
ポイントはまず自分を責めるのをやめること、そしてポジティブな気持ちで婚活を続けることです。

受け身の女性と消極的な男性
男性は婚活をしているといっても、好きな人ができたらラッキー、まずは恋人を作りたいと思って活動している人が多いです。ですから、初回のデートでいい人だったと感じた場合でも、ドストライクのタイプでないと、次回のデートには積極的に誘う事はありません。
一方で女性は、結婚相手を真剣に考えている方が多いので、1回目のデートでドストライクのタイプでない場合でも、いい人ならもう一度会って話してみたいと考える人が多いのです。
ただ、自分から誘うのではなく、相手からのお誘いを待つと言うパターンが多いのではないでしょうか。
つまりデートに誘われたいけど受け身の女性と、デートに消極的な男性と言う構図が生まれてしまっているのです。
女性からのアプローチも大切
解決策は、ズバリ女性からアプローチをすることです。
相手からのアプローチを待つ状態は、精神的にあまり良くありません。
相手からなかなか誘いが来ないと、「誘いが来ないのは自分の魅力がないからなのかな」「前回の会話でこういう会話をしてしまったから相手に嫌われてしまったのかな」と、色々な妄想が爆発してしまいます。
そうなってしまうと自己肯定感も下がりますし、自分を責めるほど辛いことはないです。
それならば、勇気を振り絞って自分から一度誘ってみれば、それ以降悩まなくても済むのではないでしょうか。
今はLINEでのやりとりが多いので、仮にお断りされたとしても、文面でお断りが来るだけです。
直接、面と向かって言うことに比べれば、エネルギーは少ないはずです。
まとめ
婚活で、女性余りが起こっている理由についてお話しました。
以下のポイントを1つ1つ実行することで、婚活で成果が出やすくなります。
・男性を家庭に縛り付けず、男性のキャリアの挑戦も応援する
・男性が結婚を考えるきっかけを抑えてアプローチする
・表面上のスペック条件でなく、真の理想条件を追い求める
・女性側からのアプローチも大切
ぜひ実行してみてください。

年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。