ただ成婚を目指すのでなく将来の幸せも考えて寄り添ってサポートしてくれた。

45歳女性・看護師
目次

自社会員

45歳女性・看護師

お相手会員

56歳男性・会社員・年収1100万円

結婚相談所を始めようときっかけ

直接のきっかけは、昨年職場恋愛で「結婚前提」と言われて交際した相手と結婚に至らなかったことです。

多くの人がイメージしていると思いますが、「結婚相談所は最後の砦」感は私にもありました。

ですが、異性が少ない職場で出会い自体が少ないこと、恋愛関係に発展しても性格や価値観、お互いの人間性の相性が大切だと再認識したことで、まず理性で見極められる結婚相談所の婚活は自分に向いていると思いました。(IBJは成婚退会前の宿泊、婚前交渉はルールで禁止のため)

マッチングアプリでの出会いも経験しましたが、結婚への真剣度が不明な相手に時間を費やすより、土台の価値観の「好きになった相手とは結婚する」「人生のパートナーである結婚相手を探す」部分が合った異性と安全に出会えること、時間的なコスパも最適だと判断して相談所の婚活を始めました。

ウェルスマを選んだ理由

結婚相談所の婚活について調べている時にYouTubeでいくつか動画を見てウェルスマを知りました。

ウェルスマを選んだのは、オンラインで手続きや活動が出来ること、料金がリーズナブルだったからです。

オンラインでやり取りが出来るのは、休日がシフト制だったので隙間時間に出来るという点で良かったです。 料金に関しては、ある程度恋愛経験もあったので1人で活動できるだろうと判断してリーズナブルなところを選びました。 (実際は相談所の活動方法や自分の恋愛経験によるバイアス・思い込みにも気付くことになり、カウンセラーさんにはかなり助けてもらいました)

実は入会してからも迷っていて他相談所(YouTubeでもかなり登録者数が多い)の面談も受けましたが、カウンセラーさんのスパルタな?アドバイスにあまり共感出来ず、寄り添って伴走してくれる感のウェルスマの担当者さんで良かったと思いました。

カウンセラーさんとの相性もあると思いますが、これはただとにかく成婚を目指すのか、幸せな結婚を目指すのかの違いだと気づきました。 ウェルスマではお見合いや交際を強制されることもなかったです。

実際活動してみて感じたこと

活動自体はアプリで検索や申し込みが出来て良かったです。

最初はカウンセラーさんに何を相談したら良いのか、どこまで話して良いのか分からない状態から始めましたが、客観的かつ親身な視点で第三者がいる恋愛(婚活)は理性も感情もクリアになって良いなと思いました。

LINEで相談や報告をしていましたが、文章にすることで自分の感情も一旦俯瞰で見ることが出来たので、良かったです。

困った状況の時ほどカウンセラーさんの返信も早くて安心しました。

彼との出会いからお付き合いまで

お相手(現在は夫)のプロフィールを見た時の印象は、全開の笑顔。笑 外見的な面も清潔感があって良いなと思いましたが、内面的な部分もおそらくカメラマンさんに「笑顔で」と言われて全開で笑うような真っ直ぐな人なのかなと想像しました。

趣味も読書、絵画鑑賞とあって自分と共通すること、読書の冊数から思慮深い人かなと思って自分から申し込みました。

お見合いを申し込んだ同日にお相手からも申し込みが有り、アプリのエラーかと思ったのですが、お互いにほぼ同時に申し込んでいたことが分かりました。 お見合いは某ホテルのラウンジで。

1時間程度の予定でしたが、楽しくて1時間30分くらい話していました。

ケーキセットをご馳走になり「私、少食なんです」と言いながら完食してました(笑)不思議と緊張せず。高級ラウンジの窓から見える庭が『工事中』でしたが、笑顔で「良い景色ですね〜」と言ったら爆笑されたのを覚えています。

実際に話してみて更に好印象を持ちました。もし結婚したら、という未来の話もお互いにしました。

彼は良く笑う人で褒め上手、言葉を選んでいてアサーション能力が私より高い人だなという印象でした。趣味が重なる部分から、知識や会話の共通言語に関して一致する部分が多いと感じました。

実は私はいわゆる「条件」「スペック」では相手を探しておらず、内面的な部分を重視していたので、お会いしてみないと分からないというスタンスで、自分より年収が低い方ともお見合いしましたし、年齢は前後10歳差と広げて検索していました。

内面的に相手がどういう傾向の人か知るために、お見合いでは毎回お相手に「どういう人を探してるんですか?」と質問しました。 どんな相手となら長期的な関係を築けるか自己分析出来ているのか、漫然と婚活している人なのか知りたいと思い。「フィーリング」と答える人と「難しいことを訊きますね…」と言う人と二分されました。夫は後者です。

少なくとも後者の方はフィーリングとは何か、と思考が及ぶ人かなと感じました。 私は「他者を愛する余裕のある人」を探しました。

これまでの経験から、自分が愛されたいという思いが強い人とは上手くいかず、そういった人を満たすだけの器は自分には無いからです。 ファーストコールをいただいた時「次の日曜日に会いたいです」と言ったら絶句されたのを覚えてます。

10歳の年齢差があるので、夫はライバルが沢山いるんだろう、自分は本命ではないはずと思っていたようです。

最初のデートは私がお肉が好きなので、お肉が美味しいお店に。 婚活は一期一会でお互いに好意が無ければ次会うことは無いので、ストレートに「私は○○さん(夫)が良いと思ってます」と伝えました。

少しびっくりされて「こんな年上で良いの?」「もっと良く見て」「ダメなところもあるよ」と言われましたが。笑

その後、メッセージのやりとりで金木犀が好きと言ったら、金木犀のシーズンだったのでお散歩に行きましょうということになり、2回目のデートは公園ピクニック→北欧家具店(IKEA)→ディナーという丸1日のデートでした。

本気を伝えるために朝4時に起きてシャワーを浴びてメイクしてお弁当を作って出陣しました。

2回目のデートで手作り弁当は引かれるかな、とも思いましたがその時はその時で諦めようと。料理が得意なので、自分が出来ることで喜んでもらえたらと思い頑張りました。

結果、感激してもらえました。時短でも作れるサンドイッチ弁当、おすすめです。笑

他に仮交際した方とも長時間デートになることが多かったので婚活デートはこういうものかと思ってましたが、彼とはずっと一緒に居ても疲れませんでした。「私の手、空いてますよ(笑)」と言ってずっと手を繋いでました。

疲れないのはコミュニケーション能力が同程度なのか、夫の方が高いのだと感じています。

この2回目のデートでお互いに真剣交際に進みたいことを確認し合いました。

お付き合いから成婚まで

トレンドの同世代婚に逆らっておりすみませんが、お相手の相談所のカウンセラーさんからも(10歳差なので)「ごく稀なケースです」「奇跡的」と言われ、彼からも「歳が離れてるけど大丈夫なの?」と心配されました。

ですが、彼は「されて嫌なことは何?」「一番嫌なことは何?」と私の視点で考えてみようとしたり、結婚までのペースや住む場所もお互いにすり合わせようと考えたり、常にふたりの視点で考えようとする姿勢を見ていて不安は有りませんでした。

多くの女性が結婚や異性に「安心感」を求めていると思いますが、私は自分一人でも生きていける仕事がある分、精神的な安心感を求める割合が高かったと思います。

お互いに甘いものが好きなのでケーキを食べに行ったり、行ったことがない場所に行ってみようとハリネズミカフェに行ったりのデートをして、お見合いで出会ってから約1ヶ月後、真剣交際に移行しました。

カウンセラーさんに「○○さんから真剣交際の申し込みがあると思うので『お受けします!!』と返答してください!」と「!」多めで連絡しました。 真剣交際中はデートというより、新居の場所の相談、物件探しが主でした。

実際に物件探しは内見もふたりで行きました。

家族のことや、生活費をふたりでどう支えるか、近い将来から数年後の生活についても話し合いました。 価値観のすり合わせは、相手のニーズを自分のニーズと同じくらいの重要さで考えられるかだと思います。

毎週日曜日に会っていて、別れ際いつも改札でさよならする時、彼はずっと私を見送っていて私が振り返ってもう一度手を振るという、さよならバイバイ2段階方式でした。

「また次会えるのが1週間後だなぁ」というのと「電車で寝ないか心配」という気持ちで見送っていたそうです。 お相手の相談所のカウンセラーさんが「いつ成婚退会する予定ですか?」「指輪は買わないんですか?」と彼に声をかけてくれたことも具体的に進展するきっかけだったと思います。

クリスマス前に指輪を選びに行き、結婚するんだという気持ちと彼に対する感謝の気持ちが高まりました。

その後「ちゃんとプロポーズするから待ってて」という予告を経て、外だと恥ずかしいからとお家でプロポーズしてもらいました。 出来れば45歳のうちに結婚したいこと、安心して好きになりたいから相談所での婚活を始めたことを彼には伝えていたので、成婚退会日に入籍、翌日に新居に引っ越しという形になりました。

年齢的に婚活は厳しいだろうし、長期で活動して諦めるかもしれないという気持ちもありました。

とりあえず半年は全力でやってみようと。 カウンセラーさんという客観的な視点があることで理性と感情の両方で好きだと思える相手と出逢えたと思います。

今も私は夫に何が出来るかな、と考えます。 「料理が美味しい」「笑顔が良いね」と言われるので、それで夫が幸せを感じてくれるなら私も嬉しいです。

望んでいた穏やかな日常を過ごせている今、感謝の気持ちを忘れずに夫婦という関係を大切にしたいと思います。

同じく活動する会員様へのアドバイス

婚活と言うとつい自分が相手を「選ぶ」「相手が自分に何をしてくれるか」という視点が強くなりがちですが、〜してくれない、〜がない、という減点方式で相手を見ると、自分の我に添う相手探しとなり結果的に思い通りにならない相手に対して辛い気持ちになることが多いです。

自分のための婚活ですが、自分とパートナーの二人で成り立つのが結婚生活、パートナーシップなので、視点を少し変えて「私はこの人を幸せに出来るかな?」(無理なく)幸せに出来る相手かどうか、自分は相手に何が出来るか、という気持ちでお見合いに臨むと優しい気持ちでお相手に接することも出来て、更に自分の優しさやポジティブな一面も出すことが出来ます。

一歩引いて謙虚な姿勢でいることで、お互いの関係性も客観的に見ることが出来ると思います。

その上で、優しさや思いやりは大切ですが「相手に対する優しさ」なのか「自分が愛されたいための我慢」なのかの見極めも大切だと、恋愛や婚活を通して気づきました。

ウェルスマ代表 細川 佑太朗
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