無職男女が結婚相談所で婚活しても失敗する?そもそも入会拒否?中の人がリアルを解説

無職男女が結婚相談所で婚活しても失敗する?そもそも入会拒否?中の人がリアルを解説
監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。
年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。

無職男性は、結婚相談所を利用できません。街コンや婚活パーティーも、条件によっては参加できません。

一方無職女性は、どの婚活手段でも利用できます。

しかし男性女性を問わず、無職だと婚活が不利になるのは同じです。

今回は、無職男女が婚活で待ち受ける厳しい現実や成功に導く方法についてまとめました。

結婚相談所の代表として年間400人以上の婚活をサポートしている経験から、本音で解説をします。

記事を最後までチェックすれば、無職の婚活におけるリアルが分かります。

目次

【結論】無職男性の婚活で結婚相談所は利用できない

結婚相談所には、入会条件があります。

そしてどの結婚相談所でも、男性の入会条件として「安定した収入がある」と定められています。

つまり無職の男性は、結婚相談所に入会できません。

申し込みはできますが、入会時の必要書類(収入証明書など)から無職であると発覚し、入会を断られてしまいます。

無職男性が結婚相談所に入会できないのは、会員の質を担保するためです。

「安定収入のある男性と出会える」という信頼感が、女性会員の入会につながっています。

無職男性の入会を認めてしまうと女性が集まらなくなり、そうなると男性も集まらなくなるといった形で、サービス自体が成り立たなくなってしまいます。

そのため、無職男性が結婚相談所で成婚を目指すには、まず定職に就くところから始めなければなりません。

関連記事:結婚相談所の入会条件が厳しいって本当?審査に落ちる人の特徴や入会金を紹介
関連記事:当てはまると結婚相談所で入会拒否&門前払い!6の特徴を紹介

【結論】無職女性の婚活では結婚相談所を利用できる

女性は無職でも、結婚相談所を利用できます。

これは女性に対して「安定した収入」を求めない男性が一定数いることが原因です。定職に就いていなくても、専業主婦として結婚できる方もいます。

以下は、夫婦の働き方に関するグラフです。

専業主婦の割合が30.3%であるのに対し、専業主夫の割合はわずか5.9%です。

とはいえ、無職女性の婚活は、定職に就く女性と比べて高難易度です。詳しくは後述します。

結婚相談所以外の婚活手段なら無職でも利用できる?

無職で結婚相談所を利用できるのは、女性だけです。

マッチングアプリ・合コン・婚活パーティー・街コンなど、他の婚活手段の場合はどうでしょうか。男女に分けて解説します。

男性の場合

婚活手段利用可否
マッチングアプリ利用できる
合コン利用できる
婚活パーティー場合によっては利用できない
街コン場合によっては利用できない

婚活パーティーや街コンには、参加条件が決められているものもあります。

「定職に就いていること」という条件はあまり見かけませんが、男性に対して「年収〇〇円以上」といった条件が定められているケースは珍しくありません。

「無職=収入なし」なので、そういった条件が定められた婚活パーティーや街コンには参加できません。

また大半の女性が結婚相手に「安定した収入」を求める以上、参加できたとしても、婚活の成功は絶望的です。

結婚への本気度が低い婚活手段(マッチングアプリ・合コン)であれば、マッチングしたり交際に発展したりする可能性はあるでしょう。

女性の場合

婚活手段利用可否
マッチングアプリ利用できる
合コン利用できる
婚活パーティー利用できる
街コン利用できる

女性は無職でも、大抵の婚活手段を利用できます。婚活パーティーや街コンで、女性にも年収条件が定められているケースは稀です。

しかし前述のとおり「無職でも利用できる」だけで、難易度が高いことに変わりはありません。

定職に就いている女性と、競う必要があります。

無職女性が婚活の成功率を少しでも上げたいのであれば、「専業主婦でも良い」と考える男性の割合が高い手段を選ぶことが大切です。

関連記事:どうしたらいいかわからない人向け!婚活方法5つを20/30/40代のおすすめに分けて紹介!

女性は無職でも結婚相談所を利用できるが厳しい現実が待ち受けている

女性は無職でも、結婚相談所を利用できます。しかし以下3つの理由から、厳しい現実が待ち受けています。

  • 共働きを希望する男性は増加傾向にあるから
  • 無職によるマイナスを他のスペックで補う必要があるから
  • 専業主婦になる場合でも最初から無職だと印象が悪いから

それぞれ詳しく見てみましょう。

共働きを希望する男性は増加傾向にある

以下は、25〜34歳の独身男女571人を対象にした共働き希望に関するグラフです。

86.5%の独身男性が、共働きを希望しています。

つまり、無職女性を婚活対象として見ている男性の割合は、多く見積もっても13.5%になります。

価値観の変化や経済状況などを理由に、この傾向は今後も加速するでしょう。

例えば以下は、大学3年生と大学院1年生を対象にした共働き希望の推移に関するグラフです。

男子の共働き希望割合は、ここ数年でも大幅に上昇していることが分かります。

専業主婦の割合が高かった昔の方が、無職女性の婚活は有利でした。しかし現在の無職女性の婚活には、厳しい現実が待ち受けています。

無職によるマイナスを他のスペックで補う必要がある

無職女性でも結婚相談所を利用できます。しかし「無職」というスペックがプラスになることはありません。

むしろマイナスになるため、他のスペックで補う必要があります。

具体的には、家事スキルや年齢の若さ、美貌などが求められます。あるいは相手に求める条件を下げるのも選択肢の1つです。

例えば「身長は170cm以上が良い」という条件をなくすだけでも、無職女性を対象に入れる男性の割合は増えるでしょう。

専業主婦になるためには、それなりの収入がある男性との結婚が欠かせません。

そして「それなりの収入がある男性」は他の女性からも人気です。「無職」というハンデを背負った状態での婚活は、簡単ではありません。

専業主婦になる場合でも最初から無職だと印象が悪い

専業主婦には、以下2つのパターンがあります。

  • 無職から専業主婦になる
  • 仕事を辞めて専業主婦になる

専業主婦になりたいと思っているライバルは、無職女性だけではありません。定職に就いている女性のなかにも、専業主婦を目指して婚活をしている方はいます。

そして「仕事を辞めて専業主婦になる女性」の方が印象が良いのは、言うまでもありません。

無職から専業主婦を希望する場合「楽をしたいだけでは?」と男性に思われてしまいます。

無職女性の婚活は、定職に就いている女性と比べると圧倒的に不利です。

関連記事:専業主婦希望は婚活で結婚できない?お断り?厳しいリアルを本音で解説

無職を隠して結婚相談所で婚活はできる?

男性も女性も、無職を隠して結婚相談所を利用することはできません。

結婚相談所では、入会時に収入や勤務先に関する書類の提出が必要だからです。必要書類の例は以下のとおりです。

  • 源泉徴収票
  • 支払調書
  • 給与の支払明細書
  • 確定申告書
  • 健康保険証
  • 給与明細
  • 源泉徴収票
  • 社員証(写真付き)の写し
  • 雇用契約書

収入や勤務先を証明するために、上記から指定されたものを提出します。

男性は無職の時点で結婚相談所を利用できません。女性は無職でも利用できますが「定職に就いている」と偽ることはできません。

利用者目線だと、これが「相手のプロフィールを疑う必要がない」というメリットになります。

関連記事:【3分解説】結婚相談所入会時の必要書類は全部で8つ!必要な理由や取り方を紹介

無職でも婚活がうまくいく女性の特徴

無職でも婚活がうまくいく女性の特徴は、以下の3つです。

  • 納得のいく理由がある
  • 家事・育児に絶対的な自信がある
  • 20代で圧倒的美人かつ相手に求める条件が高くない

1つずつ詳しく解説します。

納得のいく理由がある

介護中・転職活動中など納得のいく理由がある場合には「無職」がそれほど大きなデメリットにはなりません。

「元々はきちんと働いていた人なんだな」と男性に安心感を与えられます。

仕方のない理由がある場合には、その点をプロフィールに明記したり、お見合いの際にしっかり伝えたりしましょう。

そうしなければ「会社に馴染めなかったのかな?」「何か問題があるのかな?」と男性に勘ぐられてしまいます。

「メンタルを病んでしまった」などの体調不良も仕方のない理由ですが、男性に不安を与えてしまい、婚活が不利になるのが現実です。

家事・育児に絶対的な自信がある

家事・育児に絶対的な自信がある場合、それをしっかりアピールできれば、婚活がうまくいき専業主婦になれる可能性が高いです。

専業主婦を探す男性が女性に求めるのは、家事・育児のスキルや年齢の若さ、美貌です。

「料理が得意です」くらいであれば誰でも書けてしまうので、何か資格などアピールできるものがあると良いでしょう。

20代で圧倒的美人かつ相手に求める条件が高くない

「無職」は婚活においてデメリットであるとお伝えしました。しかしそれを上回るメリットがあれば、無職でも問題ありません。

例えば20代の美人女性であれば、無職でも多くの申し込みがあるでしょう。

また相手に求める条件を下げれば、無職かつ30代や平均的な容姿でも、申し込みの数は増えます。

関連記事:婚活で男性・女性が相手に求める条件一覧!厳しい&高望みはどのラインから?

まとめ

本記事では、無職男女の婚活を待ち受ける厳しい現実や成功に導く方法について解説しました。

無職男性は、結婚相談所を利用できません。婚活パーティーや街コンも、場合によっては利用できません。

一方、女性は無職でもすべての婚活手段を利用できます。

しかし、無職での婚活が、定職に就いている状態での婚活に比べて不利であることに変わりはありません。

無職女性が少しでも婚活の成功率を上げたいのであれば、男性会員の64%が年収500万円を上回る、結婚相談所がおすすめです。

まとめ
出典:ウェルスマ

ウェルスマは、オンラインで気軽にご利用いただける結婚相談所です。ご利用料金は、初期費用19,800円・月額9,800円からの業界最コスパ。IBJ AWARDでは、2022年2023年の4期連続で4,211の結婚相談所の中でアワードを受賞いたしました。

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監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。
年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。
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