地方での婚活は厳しいし不利!理由や成功に導く方法を解説

地方での婚活は厳しいし不利!理由や成功に導く方法を解説
監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。
年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。

地方での婚活には、都市部と比べて不利な点があります。一方で有利な点もあります。

例えば出会いの機会の少なさは、地方で婚活をする最大のデメリットです。しかし「母数が少ない=ライバルが少ない」と考えることもできます。

「地方で婚活なんてうまくいくのかな?」と不安を抱える方もいらっしゃるでしょう。

今回は、地方での婚活が厳しい・不利と言われる3つの理由や成功に導く方法、おすすめの選択肢などについてまとめました。

結婚相談所の代表として年間400人以上の婚活をサポートしている経験から、本音で解説をします。

記事を最後までチェックすれば、地方での婚活のリアルがわかります。

目次

地方での婚活が厳しい、不利と言われる理由

以下3つの理由から、地方での婚活は厳しい、不利と言われています。

  • 都市部に比べて若い人が少ないから
  • 周りが若いうちに結婚する傾向にあるから
  • 出会いの機会が限られているから

それぞれ詳しく見てみましょう。

都市部に比べて若い人が少ないから

田舎であればあるほど、若者が就職などのために都市部に流出します。「高齢者ばかりの自治体が増えている」といったニュースも目にするようになりました。

未婚者の割合は、当然若い人の方が高くなっています。その若い人の割合が低いので、地方での婚活は厳しいと言われています。

20代・30代で結婚を意識し始めたものの、周りに同世代が少なくて焦っている方も多いでしょう。

周りが若いうちに結婚する傾向にあるから

以下は、2022年の平均初婚年齢を都道府県ごとにまとめたグラフです。

都道府県平均初婚年齢
東京都32.1歳
大阪府30.9歳
山形県30.3歳
山口県29.8歳
宮崎県30.0歳
出典:e-Stat 人口動態調査 人口動態統計 確定数 保管統計局(報告書非掲載表) 婚姻

都市部と地方では、後者の方が平均初婚年齢が低い傾向にあります。

上記は、あくまで都道府県別の統計です。もう少し細かく見てみると、20代後半でほとんどの人が結婚しているような地域もあるでしょう。

周りが既婚者だらけだと、出会える相手の母数が減ります。よって婚活が不利になります。

特に30代前後の方の婚活難易度は、都市部か地方かによって大きく変わるでしょう。

出会いの機会が限られているから

地方は都市部と比べて、人口が少なく年齢層が高めです。そのため、出会いの機会が限られます。

例えばマッチングアプリでは、周辺に利用者がほとんどいないかもしれません。そうなると、より遠方にまで条件を広げる必要があります。

また街コンや婚活パーティーは、そもそも都市部まで出ていかなければ参加できないでしょう。

地方都市まで出ていって参加した街コンや婚活パーティーですら、毎回顔ぶれが同じなんてこともあるかもしれません。

母数が少ないので、希望する条件に合致する相手を見つけるのも難しいでしょう。反対に、あなたのことを気に入ってくれるお相手の数も少なくなります。

お相手候補の母数が多ければ多いほど、自身が望む条件での婚活がうまくいく可能性は高くなります。よって地方での婚活には厳しい現実が待ち受けていると言って良いでしょう。

地方で婚活を成功に導くには?

地方での婚活を成功に導く方法は、以下の3つです。

  • 利用者数が多い婚活手段を選ぶ
  • 条件を可能な限り緩く設定する
  • 出会いを地元に固執しない

1つずつ詳しく解説します。

利用者数が多い婚活手段を選ぶ

主な婚活手段は以下のとおりです。

  • マッチングアプリ
  • 結婚相談所
  • 婚活パーティー
  • 街コン
  • 合コン

婚活者の数は、居住地のみならず婚活手段によっても異なります。婚活者が多ければ、それだけ出会いの幅も広がります。

よってできるだけ利用者数が多い婚活手段を選びましょう。

どの婚活手段に利用者が多いのかは、地域ごとに異なります。

敷居の低いマッチングアプリや街コンに人が集まる地域もあります。

結婚相談所はそもそもの母数が多いので、どの地域にも安定して利用者がいると考えて問題ありません。

しかし関東・近畿と比べると、他の地方は利用者数が少なくなっています。

婚活手段を選ぶ際は、どのくらいの人数がいるのかを、問い合わせやネット検索などで調べてみましょう。

条件を可能な限り緩く設定する

現実的な話をすると、都市部であればあるほど、スペックの高い人が集まる傾向にあります。

例えば以下は、2024年の平均年収を都道府県別にまとめた表です。

都道府県平均年収
東京都471万円
神奈川県452万円
群馬県395万円
鳥取県364万円
佐賀県369万円
出典:doda 都道府県別の平均年収は? 平均年収ランキング(47都道府県・地方別の年収情報)【最新版】

平均年収は都市部の方が高くなっています。

つまり、地方にいながら都会基準で条件を設定してしまうと、高望みになり婚活がうまくいきません。

すべての条件で妥協する必要はありません。しかし可能な限り、条件は緩く設定してみましょう。

関連記事:婚活で男性・女性が相手に求める条件一覧!厳しい&高望みはどのラインから?

出会いを地元に固執しない

近くに住んでいる相手を探そうとすると、出会いの可能性は狭まります。

例えばマッチングアプリの場合、都市部だと半径1km以内に数百人の婚活者がいることも珍しくありません。

一方で地方だと、数人の婚活者しかいない可能性もあります。そしてその数人も、アカウントが存在するだけの非アクティブユーザーかもしれません。

地方で婚活を成功させたいのであれば、出会いを地元に固執しないことが大切です。

片道1〜2時間ほどの移動を覚悟すると、出会いの幅は大きく広がるでしょう。

婚活を成功に導く方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。

関連記事:婚活成功の秘訣は〇〇選び!うまくいくパターンを男女年齢別に紹介

地方での婚活にマッチングアプリはおすすめしない

以下3つの理由から、地方での婚活にマッチングアプリはおすすめしません。

  • 身バレのリスクがある
  • 治安が悪い
  • 本気で婚活をしている人が少ない

それぞれ詳しく解説します。

身バレのリスクがある

マッチングアプリでは、顔写真・年齢・職業・収入・居住地などをプロフィールに掲載します。

顔写真を載せない選択肢もありますが、それだとなかなかマッチングしません。

マッチングアプリでも他の婚活手段と同様に、都市部と比べて利用者が少ないので、身バレのリスクが高まります。特に近くに住んでいる友人や同僚にバレてしまう可能性が高くなるでしょう。

身バレを気にしない方や、マッチングアプリの利用を周りに伝えるつもりの方は問題ありません。

しかしそうでない方は、真剣に考えたプロフィールを友人に見られたりして恥ずかしい思いをする可能性があるのでおすすめしません。

マッチングアプリは、最も敷居の低い婚活手段です。よって軽い気持ちで登録している方も多く、身バレのリスクが高まります。

治安が悪い

婚活手段によって、特徴が異なります。マッチングアプリは、最もカジュアルな婚活手段です。

どのマッチングアプリを利用するかで多少変わりますが、体やお金目的の利用者もいます。宗教やマルチへの勧誘目的の方もいます。

マッチングアプリでは、結婚相談所のような各種書類の提出が不要です。年収や職業も簡単に偽装可能です。

あくまで肌感覚ですが、地方にはそういった目的でマッチングアプリを利用する方が多いように感じます。

母数が少ない分、そういった方のターゲットになりやすいのかもしれません。

関連記事:【3分解説】結婚相談所入会時の必要書類は全部で8つ!必要な理由や取り方を紹介

本気で婚活をしている人が少ない

身バレのリスクや治安の悪さから、本気で婚活をしたい方は、結婚相談所や婚活パーティーを選ぶ傾向にあります。

よってマッチングアプリを利用した本気の婚活は非効率です。マッチングした相手が、結婚を本気で考えていないかもしれません。

自分が希望する相手が多く集まる場所に行くのは当然です。本気で婚活をしたいのであれば、あなたと同じ気持ちを持つ人が集まる場所に行くべきです。

以上3つの理由から、地方での婚活にマッチングアプリはおすすめしません。

数ある婚活手段の中でも、結婚相談所とマッチングアプリで悩んでいる方は、以下の記事をチェックしてみてください。

関連記事:本気ならマッチングアプリと結婚相談所はどっちがいい?両者を比較&併用はアリかを解説

地方での婚活には結婚相談所がおすすめ

以下2つの理由から、地方での婚活には結婚相談所がおすすめです。

  • 本気で婚活をしている人しかいない
  • 母数が多い

それぞれ詳しく解説します。

本気で婚活をしている人しかいない

結婚相談所は、最も結婚への本気度が高い方が集まる婚活手段です。本気で結婚相手を探したい地方在住者にもおすすめです。

相手もあなたと同じように、できるだけ早く結婚をしたいと思っています。そのため、お見合いや交際が早く進みます。

恋愛結婚の平均交際期間は約4年です。一方、結婚相談所で成婚した方の平均交際期間はたったの3〜4ヶ月です。

合コンやマッチングアプリのような他の婚活手段だと「そもそも結婚願望があるのか」を確認するところから始めなければなりません。

関連記事:【データで見る】結婚相談所の交際期間平均は3〜4ヶ月!短い人の共通点やだらだらと真剣交際しないコツ

母数が多い

結婚相談所は、利用者数が多い婚活手段です。

日本には4,000社以上の結婚相談所があります。そしてその大半が、連盟に加盟しています。

連盟間で会員を共有することで、1つ1つは小さな結婚相談所でも、数万人のなかからお相手を探すことが可能となっています。

例えば日本最大の結婚相談所連盟IBJに加盟する会員の数は、約90,000人です。

もちろん地方に住む会員の数は、都市部と比べると少なくなります。しかしそれでも、母数が多いため他の婚活手段よりは出会いの機会があります。

全員が本気なので、適当にメッセージをして終わりにはならず、お見合いにつながりやすい点もポイントです。

関連記事:結婚相談所の連盟一覧8社!ルールや会員数、男女比などの違いを徹底比較
関連記事:【比較表あり】結婚相談所の種類は全部で5つ!それぞれのメリット・デメリットを紹介

まとめ

地方での婚活が厳しい・不利と言われる3つの理由や成功に導く方法、おすすめの選択肢などについて解説しました。

地方だと婚活者の母数は、都市部と比べて少数です。しかし都市部の婚活者には「人気が一部に集中してしまう」といった悩みもあります。

地方でも都市部でも、自身の環境にあった立ち回りで婚活をすることが大切です。

ウェルスマは、オンラインで気軽にご利用いただける結婚相談所です。ご利用料金は、初期費用19,800円・月額9,800円からの業界最コスパ。IBJ AWARDでは、2022年2023年の4期連続で4,211の結婚相談所の中でアワードを受賞いたしました。

結婚相談所選びでお悩みの方は、ぜひ一度無料のオンライン相談をご利用ください。婚活カウンセラーがご相談に乗らせていただきます。無理な勧誘はありませんのでご安心ください。

監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。
年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。
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