婚活で断る時の上手な断り方!例文や理由、ポイントを紹介

監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。
年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。

婚活では素敵な出会いのチャンスがたくさんありますが、時にはお断りしなければいけないこともありますよね。でも、どうすれば相手を傷つけずに、スマートに断れるのでしょうか?

この記事では、婚活でお断りする際に大切なポイントや、お断りする際の例文などを徹底解説します!

この記事を読んで、スマートな断り方を学び、理想のパートナー探しをスムーズに進められるようにしましょう。

目次

婚活でお断りする時のポイント5つ

相手を傷つけず、かつスムーズに婚活をお断りするためには、大事なポイントを押さえておく必要があります。

各ポイントを意識してお断りをすれば、男性女性問わず、お互いにとってより良い結果に繋がるはずです。

各ポイントの詳細について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

決断したら早めに伝える

まずは、断るのを決断したら早めに伝えるようにしましょう。

婚活においては、断りたいと決めたら、相手にできるだけ早く伝えるのがマナーです。早く伝えることで、相手も次の出会いに向けて動けるようになるので、お互いのためにも、早めに意思をお伝えしましょう。

<早めに伝える理由>

  • 相手への配慮
  • 時間の有効活用
  • 関係悪化の防止

早めに伝えれば相手も気持ちを整理することができるので、相手も次の出会いに向けて行動できるようになります。

「悪いから」「なんだか言えない雰囲気だから」と思ってずるずると関係を続けるよりも、早めに伝える方がお互い良い結果が出せるでしょう。

お互い時間を無駄にしないためにも、早めに伝えるように心がけましょう。

相手の欠点は言わない

婚活で相手を断る際、直接的な欠点を指摘することは避けましょう。

「わがままな特徴が困る」「言葉づかいが嫌だ」「会話が面白くない」など、一方的に悪い部分を指摘することで相手を深く傷つけてしまい、不快な思いをさせてしまうからです。

<避けるべき理由>

  • 自尊心を傷つける
  • 反発心を招く
  • 関係を悪化させる

相手のマイナス点を直接伝えることは良いとは言えません。言葉の選び方を間違えてしまうと、相手にトラウマを植え付けてしまう恐れがあります。

断る際は、相手への配慮を忘れず、礼儀良く、丁寧な言葉を選ぶように心がけましょう。

感謝の気持ちを伝える

お断りする際、感謝の気持ちを伝えることも非常に重要ですよ。

お断りをするということは、「もう会いたくないんだ」と相手に少なからずショックを与えてしまうということ。

しかし、感謝の気持ちを一緒に示すことで、相手の気持ちを和らげ、今後も前向きに婚活を続けられるようになります。

感謝を伝える上でのポイントは以下の通りです。

<感謝を伝えるポイント>

  • 相手への敬意
  • 誠実な言葉を選ぶ
  • ポジティブな表現
  • 具体的な感謝を伝える

感謝の気持ちを伝えることは、相手への思いやりを示す上で大事なポイント。相手の気持ちに寄り添い、誠意をもって接することで、円満にお別れすることができるでしょう。

あいまいな表現は避ける

婚活で相手を断る際に、強く言えないからといって、はっきり伝えられない人がいます。しかし、あいまいなやり取りや表現は避け、しっかりと断る意思を見せましょう。

あいまいな表現は相手に誤解を与え、期待を持たせてしまう可能性があります。そうすると相手が次の婚活に進めなくなってしまいますよ。

<曖昧な表現の例>

  • 「今はちょっと…」
  • 「また機会があれば…」
  • 「考えさせてください」

このような言葉は、遠回しな言い方ではありますが、相手には「まだ可能性がある」と捉えられてしまう可能性があります。自分はその気がないのに、相手に期待を持たせたままフェードアウトしてしまうのは、相手にとって失礼にあたります。

はっきりと断ることで、相手も気持ちを切り替え、次の出会いを探すことができるでしょう。 相手を傷つけないように配慮しつつも、明確にNOと伝えることが大切です。

バレるような嘘をつかない

婚活で相手を断る際、バレるような嘘は避けましょう。嘘は信頼を損ない、後々トラブルの原因となる可能性があります。

<嘘をつくリスク>

  • 相手を傷つける
  • 信用を失う
  • 関係が悪化する

本当のことを伝えることは勇気がいることかもしれませんが、今後のためにも誠実な対応をするのが大切です。

例えば、「他に気になる人ができた」「考え方の違いを感じた」など、率直に理由を伝えるようにしましょう。

嘘をつかず、誠意をもって対応することで、相手も納得しやすくなりますし、あなた自身の誠実さも伝わるはずです。

【婚活例文】初対面の相手を断る場合

初対面の相手を断る際、失礼なく、かつ相手に不快感を与えないように伝えるのは、会う前に断るより難しいことですよね。相手のことを尊重しつつ、上手に断る具体的な断り方法を2パターンご紹介します。

それぞれの文例を参考に、あなたの状況に合った断り方を考えてみましょう。

具体的な断り文例①

まず初対面の相手を断る場合は、失礼のないように断ることが大事です。

1回目とはいえ、相手も自分と同じように、時間や労力を使って会いに来ています。そのことに感謝の気持ちを伝えつつ、失礼のないようにお断りしましょう。

具体的な断り理由としては、以下のようなものが挙げられます。

<具体的な断り理由>

  • 他に気になる人がいる
  • 関係を深められない
  • 求める条件と違う
  • 今後の発展が見込めない

お断りする際には、相手に不快感を与えないよう言葉を選ぶことがポイント。

例えば、「とても人柄がよく素敵な方ですが、他に気になる人がいるため、今回はお見送りさせてください」というように、感謝の気持ちと具体的な理由を伝えることで、相手も納得しやすくなります。

相手への配慮を忘れずに、誠意をもって対応することで、円満にお別れすることができますよ。

具体的な断り文例②

もうひとつ大事なポイントは、断るという自分の意思を明確に伝えることです。

相手に感謝の気持ちを示すことは大事ですが、同時にしっかりと意思を伝えることも重要なこと。相手が不快にならない言葉を選びつつも、はっきりとお断りの言葉と述べましょう。

<具体的な断り方>

  • ご縁を感じられませんでした
  • 求める条件と違いました
  • 結婚を意識できませんでした

このような断り方を参考に、相手への感謝の気持ちを伝えつつ、今後の発展がないことをしっかりと伝えましょう。

例えば「〇〇さんの素敵なところをたくさん見つけましたが、今回はご縁がなかったということで、お許しください。ご連絡ありがとうございました。」というように、相手を尊重しながらも、「これでやり取りを終了したい」ということを明確に提示しましょう。

相手の気持ちに配慮する気遣いをみせつつ、自分の意思をしっかりと伝えることが、スマートな断り方と言えますよ。

【婚活例文】1度だけ会った相手を断る場合

次は1度だけ会った相手を断る場合の具体的な断り文例を紹介していきます。

「もしかしたら2回目を期待している人がいるかも」という点を考慮すると、失礼のないようにお断りをする必要があります。

状況に合わせたベストな断り方を知り、後で文句を言われないようなお断りができるようにしましょう。

具体的な断り文例①

まず大事なのは、相手に失礼のないよう、感謝の気持ちを伝えつつ、率直に伝えるということ。これは初対面の場合と同じですね。

お互い次の出会いへ進むためには、早めに伝える方が親切ですし、感謝の気持ちを交えて伝えたほうが相手も傷つかずに済みます。

<お断り理由の例>

  • 価値観の違い
  • タイミングが合わない
  • 今は恋愛に集中できない

伝える際の注意点としては、相手を傷つけない言葉を選んで伝えるということ。

「〇〇さんは印象もよく、お話はとても楽しかったのですが、結婚後のイメージをすることができませんでした。申し訳ありません。」のように、感謝の気持ちを伝える心遣いと、具体的な理由を提示することで、相手も納得しやすくなるでしょう。

具体的な断り文例②

もうひとつ大事なことは、相手に失礼なく、かつ自分の気持ちを明確に伝えることです。

相手に感謝の気持ちを伝えつつ、今後まだ可能性があるような含みを持たせないことがポイントです。

<お断り例文>

  • ご縁を感じませんでした
  • 前向きになれませんでした
  • 他に気になる人ができました

このように、はっきりとした理由を伝えることで、相手も納得しやすくなります。あいまいな表現は避け、誠意をもって伝えることが大事ですよ。

【婚活例文】複数回会った相手を断る場合

次は複数回合っている相手を断る方法を紹介します。

複数回会っているとなると、なかにはそろそろ真剣交際を考えて、カップルになれるようアプローチをかけてくる相手がいるかもしれません。

よって断り方によっては、「もう会うのをやめたいのか」と相手を深く傷つけたり、今後の婚活に悪影響を及ぼす恐れがあります。相手との関係性や状況に合わせて、適切な表現を選んで伝えるようにしましょう。

具体的な断り文例①

複数回会った相手を断る場合も、相手に失礼なく、かつ自分の気持ちを明確に伝えることが大切です。

複数回会ってデートなどをしているということは、相手もあなたとの関係を深めたいと思っているということ。そのような相手にお断りをいれるんだということを頭に入れつつ、今後お互いのためになるような断り方をしましょう。

<断る理由の例>

  • 価値観の相違
  • 将来設計の違い
  • 一緒にいても楽しくない
  • 他に気になる人ができた
  • 恋愛感情が持てない

断る理由はさまざまですが、相手を傷つけない言葉を選び、丁寧に伝えることが重要です。

例えば、「〇〇さんのことは素敵な人だと思っていますが、結婚相手として考えると、どうしても価値観の違いを感じてしまいます。ごめんなさい。」というように、相手の良いところを認めつつ、具体的な理由を添えることで、相手も納得しやすくなりますよ。

あと腐れないように、相手に感謝しつつ伝えるということを忘れないようにしましょう。

具体的な断り文例②

複数回会った相手を断る場合は、相手に誤解を与えない表現を心がけるようにしましょう。

複数回会っているということは、相手もそれなりに好意を持っている可能性が高く、今後を期待しているということ。期待を持たせないよう、相手の気持ちを考慮しつつ、自分の意思を明確に伝える必要があります。

<具体的な断り理由>

  • 価値観の不一致
  • 将来像の違い
  • 恋愛感情が抱けない
  • 他に気になる人がいる

これらの理由を参考に、相手に合わせた言葉を選んで伝えるようにしましょう。

ただし、相手を傷つけるような直接的な表現はNGです。「良い関係を築けそうにない」「求めるものが違う」など、遠回しな表現を使うのがおすすめですよ。

最終的には、感謝の気持ちを伝えつつ、今後の関係を築くことは難しい旨をしっかりと伝えるようにしましょう。

婚活で断るべき基準とは?

婚活は結婚相手を見つけるのが目的なので、違うと思った相手にはしっかりと断りを入れることが必要です。

しかし不特定多数の人と会っていると、どのような人を断ればよいのか、基準があいまいになってしまう場合があるので、注意しなければいけません。

次は婚活で断るべき基準を紹介していきます。自分のなかでしっかりと軸を決め、基準を固めておきましょう。

価値観や性格の不一致を感じた場合

まず相手と価値観や性格の不一致を感じた場合は、お断りを検討しましょう。

結婚生活は日々の積み重ねであり、一生その人と添い遂げるということ。よって根本的な価値観や性格の不一致は、長期的に大きなストレスや不満に繋がりやすくなりますよ。

<価値観・性格不一致の例>

  • 金銭感覚のずれ
  • 趣味嗜好の違い
  • ライフスタイルの違い
  • コミュニケーション不足
  • 譲れない価値観の違い

このような不一致は、小さな摩擦から大きな衝突へと発展する可能性があります。

結婚生活は共同生活なので、お互いを尊重し、協力し合うことが不可欠。しかし、価値観や性格の不一致が大きいと、努力する気持ちが減っていき、結果的に離婚や家庭内別居など、不幸な結婚生活を送ることになりかねません。

そのため、少しでも「違う」と感じたら、早めに決断することが大切です。

結婚観の違いを感じた場合

結婚観の違いを感じた場合も、早めに相手にお断りの意思を伝えるようにしましょう。

結婚観は結婚において非常に重要な要素。結婚観に相違があると、将来的に大きな問題に発展する可能性があります。

お互いの価値観を尊重しつつも、どうしても譲れない部分があるという場合は正直に伝えるべきですよ。

<結婚観の違いの例>

  • 子供の有無
  • 仕事への価値観
  • 家事の分担
  • お金の使い方
  • 親との同居

これらの相違は、将来の生活に深く関わってくるため、早めに話し合い、折り合いをつける必要があります。

しかし、どうしても相容れない場合は、お互いのためにも、関係を解消することが賢明な判断と言えるでしょう。

将来後悔しないためにも、結婚観の違いを感じた場合は、付き合う前に正直に気持ちを伝えるようにしましょう。

他の人に興味を持ってしまった場合

婚活中に他の人に興味を持ってしまった場合は、その旨を正直に伝えましょう。

相手も真剣に婚活をしているからこそ、中途半端な態度やあいまいな返事は避けるべきです。

他に気になる人ができたということは、相手にとっては残念なことかもしれません。しかし誠意をもって伝えることが、お互いにとって最善の道となりますよ。

<他に興味を持ってしまった理由>

  • 価値観の違い
  • 性格の不一致
  • 未来を描けない
  • 魅力を感じない
  • 刺激がない

もし他に気になる人ができた場合、早めに正直に伝えることが大切。相手の気持ちを尊重しつつ、自分の気持ちを正直に伝えることで、お互いがより良い未来に進むことができるはずです。

結婚相談所を通して断るメリット

結婚相談所を通して断ることは、精神的な負担を軽減できるという大きなメリットがあります。

マッチングアプリなどの婚活アプリでメールや連絡先を交換をしたり、line交換などをした場合は、直接相手にメッセージを入れてお付き合いを断る必要があります。

自分でネット婚活をした場合は、マッチング後は相手の反応を直接受け止めなければならないので、気まずさや罪悪感を感じやすいです。

それは街コンや婚活パーティー、お見合いパーティーでも同じで、多くの場合は自分からお断りを入れなければいけないのが、デメリットと言えるでしょう。

しかし、結婚相談所が間に入ってくれれば、メンタル的な負担を軽減できるので、安心して婚活を進めることができるのです。

<結婚相談所のメリット>

  • プロの的確なアドバイス
  • 感情的な負担の軽減
  • スムーズな伝達
  • トラブル回避

結婚相談所は、カウンセラーや仲人がプロの視点から的確なアドバイスを提供し、交際の断り方についてもサポートしてくれるので、困った時は相談に乗ってくれます。

また、相談所が仲介すれば、相手と直接的なやり取りを避けられるので、スムーズに断りの意思を伝えられます。

さらに、相手に誤解が生じないよう、結婚相談所がトラブルを未然に防いで動いてくれるので、安心して婚活が続けられます。

このようなメリットを考えると、結婚相談所を通して断ることは、婚活を円滑に進める上で非常に有効な手段と言えるでしょう。

婚活での断り方のまとめ

婚活での断り方などを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

婚活で断る際に大事なのは、相手へ配慮するということ。

婚活では、さまざまな理由で相手にお断りをしなければいけないこともあるのが現実です。

しかし、相手も時間や労力を費やしています。失礼のないよう、誠心誠意を持って断ることが大切になりますよ。

<婚活で気をつけるポイント>

  • 感謝の気持ちを伝える
  • 相手の欠点を指摘しない
  • 曖昧な表現は避ける

このようなポイントに注意することで、相手を傷つけずに、かつ誤解を与えないように断ることができます。

押さえるべきポイントをしっかりと押さえた上で、自分と相手にとってベストなお断り方法を取り、スムーズに婚活を進められるようにしましょう。

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監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。
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