違反すると2万?結婚相談所のルールまとめ!婚前交渉は実際バレないのか本音で解説

違反すると2万?結婚相談所のルールまとめ!婚前交渉は実際バレないのか本音で解説
監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。
年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。

結婚相談所にはルールがあり、違反すると最大2万円の違約金がかかります。

結婚相談所の利用を始める前に、どんなルールに気をつけるべきなのかを知っておきたいところです。

そこで今回は、結婚相談所のルールを6つピックアップしてまとめました。なお今回紹介するルールは、日本最大の結婚相談所連盟IBJのものです。連盟によってルールは異なりますのでご注意ください。

結婚相談所の代表として年間400人以上の婚活をサポートしている経験から、婚前交渉のルールについても忖度なしで解説をします。

記事を最後までチェックすれば、安心して結婚相談所を利用できるようになりますよ。

関連記事:結婚相談所の連盟一覧8社!ルールや会員数、男女比などの違いを徹底比較

目次

結婚相談所のルールを違反すると違約金がかかる

どの婚活手段にも、ルールが定められています。結婚相談所も例外ではありません。

結婚相談所以外の婚活手段では、ルールに違反すると強制退会等のペナルティが課されるのが一般的です。

しかし結婚相談所では、違反するルールによっては違約金を支払わなければなりません。

詳しくは後述しますが、例えばお見合いをドタキャンすると、最大2万円ほどの違約金を支払う必要があります。

よって結婚相談所を利用する際は、事前にルールを細かく確認しておくことが大切です。

入会前に知っておきたい結婚相談所のルール一覧

結婚相談所のルールのなかでも、特に重要な以下6つをピックアップして解説します。

  • 婚前交渉やお泊まりは禁止されている
  • 一度決まったお見合いはキャンセルできない
  • 仮交際では複数名と同時にやり取りができる
  • お見合いから成婚までの期間は原則3ヶ月・最大6ヶ月
  • お相手の検索画面を他人に見せてはいけない
  • SNSにて個人が特定できる形で相手を非難してはいけない

それぞれ詳しく説明します。

婚前交渉やお泊まりは禁止されている

結婚相談所では、婚前交渉(性行為)やお泊まりは禁止されています。

これはトラブルを避けて、利用者が安心して婚活をするために定められたルールです。

このルールに違反した場合、結婚相談所を強制退会となり、成婚料を支払わなければなりません。

ルール上、結婚婚約またはそれらと同等の成果(「結婚の口約束」「宿泊」「宿泊をともなう旅行」「婚前交渉」「同棲」「交際期間を延⻑し、通算6ヵ月を経過した場合(交際期間は原則3ヵ月)」など)は、「成婚」とみなします。

引用:IBJ お見合いのルール&マナー

成婚料という名目ですが、実質的な違約金となります。

成婚料の相場は5〜30万円です。よって他のルールに違反した場合と比較しても、大きなペナルティとなります。

関連記事:結婚相談所の成婚料とは?踏み倒しはバレる?払いたくない人に知ってほしいこと

結婚相談所での婚前交渉はどこまでならOK?

婚前交渉(性行為)は禁止されていますが、真剣交際中の手を繋ぐ・ハグ・キスまではOKとしている結婚相談所が大半です。

デート中に良い雰囲気になったら、手を繋いだりキスをしたりするのは自由です。

しかし連盟によってルールは異なるため、念の為事前に「婚前交渉の範囲」を確認しておきましょう。

一度決まったお見合いはキャンセルできない

結婚相談所ではお見合いをキャンセルすると、違約金が発生します。

これは利用者が真剣に婚活に取り組めるようにするためのルールです。

マッチングアプリのように好き放題キャンセルができれば、お相手に対して真剣に向き合えなくなりますからね。

成立後のお見合いは原則、取り消すことはできません。お見合い成立後にキャンセルする場合、所定のキャンセル料をお支払いいただきます。

引用:IBJ お見合いのルール&マナー

お見合いをキャンセルした場合の違約金は以下のとおりです。

  • 当日キャンセルor15分以上の遅刻:20,000円
  • お見合い成立後のキャンセル:10,000円

またお見合いについては、以下のルールもあるので要チェックです。

  • お見合いの申し込みを自分の都合で取り消すことはできない
  • お見合い成立後は1週間以内に日程を決める

これらのルールがあることで、真剣にお見合いに臨めます。

仮交際では複数名と同時にやり取りができる

結婚相談所での交際は、仮交際と真剣交際に分かれます。

仮交際とは、お見合いで良い印象を持った2人が真剣交際に向けてデートを重ねる、いわば「お試し期間」です。

仮交際中は、他の相手とお見合いをしたり、仮交際をすることが可能です。

仮交際を経て真剣交際に進むと、その相手としか交際ができなくなります。

仮交際は結婚相談所ならではのルールなので、慣れない方も多いでしょう。しかし短期間で良いお相手を探すためには、欠かせないルールです。

お見合いから成婚までの期間は原則3ヶ月・最大6ヶ月

結婚相談所では、原則としてお見合いから3ヶ月以内に成婚するか否かを決めなければなりません。

最大で6ヶ月まで延長可能ですが、6ヶ月経つと自動的に成婚退会になってしまいます。

「交際期間を延⻑し、通算6ヵ月を経過した場合(交際期間は原則3ヵ月)」など)は、「成婚」とみなします。

引用:IBJ お見合いのルール&マナー

期間を設けることで、万が一成婚に至らない場合でも時間を無駄にせず次のお相手に進めるというメリットがあります。

また結婚相談所利用者の交際期間平均が極端に短いのは、利用者の「早く結婚したい」という気持ちのみならず、この3ヶ月ルールも原因です。

関連記事:【データで見る】結婚相談所の交際期間平均は3〜4ヶ月!短い人の共通点やだらだらと真剣交際しないコツ

お相手の検索画面を他人に見せてはいけない

結婚相談所の検索システムには、以下のようにさまざまな個人情報が含まれています。

  • プロフィール写真
  • 年齢
  • 住まい
  • 生年月日
  • 職種
  • 趣味

など…

名前こそ公開されていないものの、上記の情報を組み合わせれば、個人の特定も不可能ではありません。

なかには「結婚相談所を利用していることを周りには内緒にしておきたい」と考えている方もいます。

よって、検索システムで確認できる個人情報を第三者に見せることは禁止されています。

郵送物及びパソコン・スマートフォン等ご利用端末上の会員プロフィール情報を第三者に閲覧させることは禁止です。

引用:IBJ お見合いのルール&マナー

関連記事:結婚相談所に入るのが恥ずかしい!5つの原因と友達など周りに言うべきかを解説

SNSにて個人が特定できる形で相手を非難してはいけない

婚活は、必ずしもうまくいくとは限りません。申し込みを断られたり、お見合いが思うようにいかなかったりすることもあるでしょう。

しかしそういった際に、以下のように相手への悪口をSNSなどに書き込むのはNGです。

  • 「この人にお見合い申し込んで断られたんだけど」と検索システムの画像とともに投稿する
  • 「この前お見合いに行った結婚相談所Aの〇〇って人本当に最悪だった。あり得ない」

活動中の事柄や交際状況の詳細、お相手への印象などを不特定多数の閲覧者がいるSNSやブログ、掲示板などに書き込むことは厳禁です。

引用:IBJ お見合いのルール&マナー

なお「SNSにて個人が特定できる形で相手を非難してはいけない」と1つ前に紹介した「お相手の検索画面を他人に見せてはいけない」のルールを破ってしまうと、最悪の場合強制退会になります。

結婚相談所での婚前交渉は実際のところバレない?

結婚相談所での婚前交渉は禁止されていますが、すべての婚前交渉がバレるわけではありません。なぜなら婚前交渉は、2人だけの密室で行われるからです。

しかし大半の婚前交渉は、男女どちらかがカウンセラーに報告することでバレます。

「婚前交渉は禁止なのにこの人誘ってきた。もうこの人と交際を続けたくないし、ついでにカウンセラーに報告しておこう」といった形です。

前述のとおり、婚前交渉がバレると成婚料を支払ったのち退会となります。

本気で結婚相手を見つけたいのであれば、リスクを冒してまで婚前交渉をしようとするべきではありません。

結婚相談所でルール違反をせずに体の相性を確かめる方法

性格や価値観が合うかも大事ですが、体の相性が良いかどうかも、成婚前に知っておきたいですよね。

結婚相談所での婚前交渉は禁止されています。しかし手を繋ぐ・ハグ・キスは禁止されていません。

よってこれらの行為で、相手との体の相性を確かめるしかありません。

また仲が深まってきた段階で、以下のように性交渉に関する踏み込んだ話をしてみるのも良いでしょう。

  • 実は経験ゼロなんだよね…
  • 苦手意識があってあまり好きではないんだよね…
  • 月に〇〇回はしたいかも…

関連記事:結婚相談所でルール違反せず体の相性を確かめる方法

結婚相談所がルールを定める理由

結婚相談所には、他の婚活手段にはない厳しいルールが複数あります。こういったルールが定められている理由は以下の2つです。

  • 安心して婚活ができる場所を提供するため
  • トラブルを防ぐため

1つずつ詳しく解説します。

安心して婚活ができる場所を提供するため

結婚相談所は、数ある婚活手段のなかで最もルールが厳しい選択肢です。しかしルールが厳しいからこそ、誰もが安心して婚活ができる環境が整っています。

ルールが緩い婚活手段だと、以下のようなリスクがあります。

  • 待ち合わせの時間に相手がこなかった
  • 本気で付き合っているのか分からない都合の良い関係が続いた
  • 相手がマルチの勧誘だった

結婚相談所では、お見合いのキャンセルには違約金がかかるので、ドタキャンされる可能性はほとんどありません。

結婚相談所では交際期間が決められているので、ダラダラと交際してしまうのを避けられます。

また入会時にはいくつもの書類を提出しなければならず、既婚者や勧誘目的の方を排除できます。

関連記事:【3分解説】結婚相談所入会時の必要書類は全部で8つ!必要な理由や取り方を紹介

トラブルを防ぐため

結婚相談所における婚前交渉禁止のルールは、男女のトラブルを防ぐために定められています。

婚前交渉がOKだと「交際を終了するにしても、とりあえず体の関係を持ってからにしよう」と考える方が出てきます。

そうなると「安心して婚活ができる場所」を提供できません。

マッチングアプリと同じように、本気で交際をするつもりのないイケメンや美人が、何人もの異性と関係を持てる環境が出来上がってしまいます。

また婚前交渉禁止のルールがあると、いざ相手から迫られたときに「でもルールで禁止されてるから…」と断りやすいです。

特に女性は、そういった場面になった際にどうやって断れば良いのかを悩む方が多いですが、ルールがあるとトラブルを防げるため安心です。

まとめ

今回は、結婚相談所のルールを6つピックアップして解説しました。

結婚相談所には、他の婚活手段にはないルールがいくつもあります。しかし、だからこそ安心して本気で結婚相手を探すことができます。

間違えて成婚の条件を満たしてしまい退会になったり、ルール違反をして違約金を支払うことになったりしないように、きちんと結婚相談所のルールを確認しておきましょう。

ルールについてひと通り理解ができたら、早速結婚相談所探しを始めてみてください。

ウェルスマは、オンラインで気軽にご利用いただける結婚相談所です。ご利用料金は、初期費用19,800円・月額9,800円からの業界最コスパ。IBJ AWARDでは、2022年2023年の4期連続で4,211の結婚相談所の中でアワードを受賞いたしました。

結婚相談所選びでお悩みの方は、ぜひ一度無料のオンライン相談をご利用ください。婚活カウンセラーがご相談に乗らせていただきます。無理な勧誘はありませんのでご安心ください。

監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。
年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。
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