結婚相談所での婚活で相手を好きになれない原因と7つの対処法を解説

監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。
年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。

結婚相談所で婚活中、「相手はいい人なのに好きになれない…」と悩んでいませんか?

お見合いやデートを重ねてもときめく気持ちが湧かず、自分がおかしいのではと、不安になる人は少なくありません。

この悩みは20代〜40代の婚活男女に意外と多いものです。

本記事では、婚活で相手を好きになれない原因と対処法を詳しく解説します。

目次

婚活で相手を好きになれないことは珍しくない

婚活で出会った相手をすぐに好きになれないのは、実は珍しいことではありません。

結婚相談所のお見合いや婚活パーティーなどでは、お互い条件や将来を意識して慎重になるため、恋愛感情が盛り上がりにくい傾向があります。

いい人だけどときめかない」という経験は多くの人がしており、自分だけではないのです。

相手にときめかない場合は、気持ちが盛り上がらない場合も多いでしょう。

そのため、良い人だけど好きになれない場合は、その人に執着しないことが大事です。

【男性編】婚活で相手を好きになれない原因

男性で婚活で相手を好きになれない原因は以下のとおりです。

  • 結婚相手の条件にこだわりすぎている
  • 相手への苦手意識・過去のトラウマがある
  • 価値観やペースの違いでリラックスできない
  • 婚活疲れで心に余裕がない

それぞれの原因を下記で詳しく解説します。

相手のことを好きになれなくて辛いと感じている方はぜひ参考にしてください。

結婚相手の条件にこだわりすぎている

結婚相手の条件にこだわりすぎていると、目の前の相手を素直に好きになれなくなります。

年収や学歴、身長など条件に合致するかばかり考えると、少しでも条件外の要素があると気持ちにブレーキがかかってしまうのです。

「いい人だけど○○が足りないかも…」と減点方式で見てしまい、恋愛感情が芽生える前に判断を下すケースが多くなります。

条件を考えることは大切ですが、こだわりすぎると心が動きにくくなってしまいます。

そのため、真剣交際したい場合は、結婚相手の条件にこだわりすぎるのはNGです。

相手への苦手意識・過去のトラウマがある

過去に女性との間で嫌な経験があると、その記憶がトラウマとなり、新しく出会う女性を好きになることに抵抗を感じてしまいます。

たとえば、以前の恋人に裏切られた、相手から酷い扱いを受けたといった経験があると、「女性は信用できない」と無意識に思い込み、目の前の相手にも心を開きにくくなるのです。

このように女性への苦手意識があると、最初から恋愛モードになれず、好きになる以前に交際自体が難しくなります。

価値観やペースの違いでリラックスできない

一緒にいるときの価値観や物事の進め方のペースが合わないと、相手と過ごす時間にリラックスできず、好きという感情が育ちにくくなります。

会話のテンポが噛み合わず気疲れしたり、お互いの趣味や生活リズムが違いすぎて居心地の悪さを感じたりすると、心から楽しめません。

相手に合わせようと無理をしてしまい、自分らしくいられない状態では、なかなか恋愛感情が湧いてこないでしょう。

婚活疲れで心に余裕がない

婚活が長引いたり、短期間にお見合いやデートを詰め込みすぎたりすると、いわゆる「婚活疲れ」に陥って心に余裕がなくなり、女性を好きになるどころではなくなります。

毎回新しい人と自己紹介や気遣いを繰り返すうちに疲弊し、感情が麻痺してしまうこともあるのです。

疲れた状態では相手の良さにも気づきにくく、「どうせ今回も好きになれないかも」とネガティブに考えてしまい、ますます恋愛感情が湧かなくなってしまいます。

関連記事:結婚相談所での婚活に疲れた方必見!原因と対処法を紹介

【女性編】婚活で相手を好きになれない原因

女性で婚活で相手を好きになれない原因は以下のとおりです。

  • 見た目や性格がタイプではない
  • 相手と価値観が合わない
  • 相手の短所ばかり目についてしまう
  • 理想の恋愛像を求めすぎている

相手を好きになれない原因を理解し、素敵な人と出会いましょう。

見た目や性格がタイプではない

男性の見た目は、恋愛感情を左右する重要な要素です。

性格がどんなに良くても、外見が自分の好みから外れると「ピンとこない」と感じ、好きになれないことがあります。

たとえ理想とかけ離れていなくても、自分のタイプの容姿や雰囲気でない場合、恋愛スイッチが入りにくいものです。

また、性格面でも理想のタイプとギャップがあると違和感を覚え、感情が盛り上がらない原因になります。

相手と価値観が合わない

結婚後の生活観や価値観が大きく異なると、男性のことを好きになりにくくなります。

趣味や好きな音楽の違い程度であれば問題ありませんが、金銭感覚や家族観、将来のキャリアプランなど人生の根幹に関わる価値観が合わない場合、「この人とは結婚生活をイメージできない」と感じてしまいます。

どんなに容姿や性格がタイプでも、重要な部分での考え方のズレがあると心から惹かれるのは難しいでしょう。

相手の短所ばかり目についてしまう

欠点ばかりに目が行くと、相手の良いところが見えず、好きになる気持ちが湧きにくくなります。

話し方が気に入らない、服のセンスがイマイチなど、小さな短所に注目して減点方式で評価してしまうと、誰にでも粗が見えてしまうものです。

相手の長所より短所ばかり探していては、好意を抱くきっかけが生まれません。

このように、短所ばかり気になる状態では、自ら恋にブレーキをかけてしまっている状態です。

理想の恋愛像を求めすぎている

理想の恋愛を求めすぎていると、相手のことを好きになれない原因です。

テレビドラマや映画の主人公を想像して、理想の恋愛像を求めている女性は多いのではないでしょうか。

しかし、テレビドラマや映画にでてくる主人公はあくまでも設定なので、リアル世界ではほとんどいません。

そのため、理想の恋愛像を求めすぎると、相手のことを好きになれなくなり、うまくいかないのです。

婚活で好きになれないと感じたときに交際終了を判断すべきケース

婚活で人を好きになれないと感じたときに交際終了を判断すべきケースは以下のとおりです。

  • 生理的に受け付けないと感じるなら無理しない
  • デートの約束すら気が進まない相手は見込みが薄い
  • 他に本命の人がいて比較してしまうとき

下記で詳しく解説します。

生理的に受け付けないと感じるなら無理しない

相手に対して「生理的に無理」と感じてしまう場合は、無理に好きになろうとしない方が賢明です。

相手の体臭や食べ方、声のトーンなどがどうしても受け付けず、生理的嫌悪感を抱いてしまうような場合です。

このような感覚は理屈ではなく本能的なものなので、後から好きになるのは難しいでしょう。

我慢を重ねて交際を続けてもストレスが溜まるだけですので、無理せず交際を終了して次の出会いに目を向けた方が前向きです。

デートの約束すら気が進まない相手は見込みが薄い

次のデートの約束をする段階で、自分の気持ちがまったく乗り気でない場合、その交際がうまくいく可能性は低いでしょう。

好きな人であれば「また会いたい」と自然に思えるものですが、「会うのが面倒」「断りたいな」と感じてしまう相手とは、この先関係を深めるのは難しいと考えられます。

義務感だけでデートを重ねてもお互いにとって良い結果にはならないため、見込みが薄いと感じた時点で交際を終了する勇気も必要です。

他に本命の人がいて比較してしまうとき

同時期に他に本命だと感じる相手がいる場合、比較対象がいることで目の前の相手を好きになれないことがあります。

デート中にも別の異性と比べてしまうようでは、今お付き合いしている相手に本気で向き合えていない証拠です。

本命の人への想いが強いうちは他の相手に心が向かないものです。

この状況では交際を続けても相手に失礼ですし、自分もどこか後ろめたさを感じてしまうため、いったん交際を終了した方が良いかもしれません。

婚活で相手を好きになれないときの対処法7選

婚活で相手を好きにならないときの対処法は以下の7つです。

  • 「好き」の感じ方を見直してみる
  • 相手の良いところ・人柄に目を向ける
  • もう少し様子を見るために数回デートしてみる
  • 複数の相手と並行して会ってみる
  • 「好きになれない理由」を掘り下げて自己分析する
  • 思い切って婚活を一度休んでみる
  • 信頼できる人や婚活のプロに相談してみる

下記で詳しく解説します。

「好き」の感じ方を見直してみる

まず、自分にとっての「好き」という感情の捉え方を見直してみましょう。

10代の頃のような激しいときめきだけが「好き」だと思い込んでいないでしょうか。

大人の恋愛では、ドキドキする気持ちだけでなく、一緒にいてホッとできる安心感や信頼感も大切な「好き」の形です。

強烈な恋愛感情が湧かなくても、穏やかだけれど心地よい感情があるなら、それも立派な好意だと気づくことで気持ちが前向きになるかもしれません。

相手の良いところ・人柄に目を向ける

相手の短所ではなく、良いところや人柄の魅力に意識的に目を向けてみましょう。

誰にでも欠点はありますが、それ以上に長所も持っているものです。

お店の店員さんにも丁寧に接していた、仕事に誠実に取り組んでいるなど、相手のプラスの面を探してみてください。

小さなことでも「ここが素敵だな」と思える点に気づけると、自然と相手への印象が良い方向に変わり、好意が芽生えやすくなります。

もう少し様子を見るために数回デートしてみる

初対面や一度のデートで「好きになれない」と感じても、すぐに諦めずにもう何回か会ってみることをおすすめします。

最初はお互い緊張して本来の良さが見えない場合も多いものです。

2回目、3回目と会ううちに打ち解けて相手の魅力に気づき、気持ちが変化する可能性があります。

実際、「初めはピンと来なかったけれど、何度か会ううちに好きになった」という例も珍しくありません。

一度で判断せず、少し様子を見てみましょう。

複数の相手と並行して会ってみる

一人の相手だけに集中していると、その人に対する期待や不安が大きくなり、冷静な判断が難しくなりがちです。

可能であれば複数の相手と並行して会ってみるのも方法の一つ。

いろんな人と会う中で、会話の相性や居心地の良さを比較でき、「最初に会った人の方が話しやすかったかも」と後から気づくこともあります。

一人に絞らず視野を広げることで心に余裕が生まれ、誰かに惹かれるきっかけが見つかりやすくなるでしょう。

「好きになれない理由」を掘り下げて自己分析する

なぜ好きになれないのか、自己分析してみることも有効です。

単に「なんとなく無理」と感じているだけでは原因も解決策も見えてきません。

紙に書き出したり、信頼できる友人に話したりして、「実は見た目を気にしすぎているのかも」など、本当の理由を探ってみましょう。

原因がはっきりすれば、自分の考え方の癖に気づけたり、対策をとりやすくなります。

自分を客観視することで、新たな視点で相手を見直せるかもしれません。

思い切って婚活を一度休んでみる

婚活疲れを感じたら、思い切って一度婚活を休んでみるのも大切です。

ネガティブな気持ちのまま活動を続けても、良い結果は生まれず、自分もさらに消耗してしまいます。

一度婚活をお休みして趣味や友人との時間を楽しめば、心に余裕が戻ってリフレッシュできるでしょう。

休止後に再開すれば以前より前向きに相手と向き合えるでしょうし、休んでいる間に「やっぱり結婚したい」と本心に気づけば婚活への意欲も高まります。

信頼できる人や婚活のプロに相談してみる

友人や家族など信頼できる人に悩みを打ち明けてみましょう。

客観的な意見や共感をもらえて心が軽くなるかもしれません。周囲に同じ悩みを経験した人がいれば、体験談から勇気をもらえるでしょう。

結婚相談所のカウンセラーに相談するのもおすすめです。

第三者の視点による的確なアドバイスや、条件の見直しなどプロならではのサポートで解決の糸口が見つかることもあります。

一人で抱え込まず、プロの知恵を借りてみましょう。

婚活で好きになれない相手と結婚しても幸せになれる?

最後に、好きになれない相手と結婚した場合に幸せになれるのかという疑問について考えてみましょう。

多くの人が「好きじゃないと結婚しない方がいいのでは?」と悩みますが、必ずしも答えは一つではありません。

好きかどうか迷った末に結婚した夫婦が幸せに暮らしている例もあれば、その逆もあります。

下記で、さらに詳しく解説していきます。

結婚は必ずしもドキドキの連続ではない

結婚生活は恋人時代のようなドキドキやときめきの連続ではなく、むしろ穏やかな日常の積み重ねです。

結婚後は一緒に家事をしたり、くつろいだりする時間が大半で、刺激的なイベントばかりではありません。

そのため、「好き」という感情も、結婚当初の熱烈なものから家族愛のような落ち着いた形に変化していくことが多いです。

毎日顔を合わせる夫婦関係では、安心感や信頼感が幸せを支える大きな要素となります。

恋愛感情は後から芽生えることもある

結婚時点で大恋愛のような感情がなくても、一緒に生活する中で徐々に愛情が芽生えるケースもあります。

お見合い結婚などでは、最初は恋愛感情が薄い状態でスタートし、結婚後に相手の良さを知って愛情が深まる例も珍しくありません。

共同生活の中で互いを支え合ううちに信頼感や情が芽生え、それが恋愛感情へと育っていくこともあります。

つまり、結婚後に「好き」という気持ちが後からついてくる可能性も十分にあるのです。

好きになる努力をせずに、自然と相手のことを好きになる可能性はよくあります。

とはいえ「好きゼロ」での結婚にはリスクも

「好き」という気持ちがゼロのまま無理に結婚すると、やはりリスクも伴います。

好意が全くない相手との結婚では、困難を乗り越えるモチベーションが湧きにくいでしょう。

後になって「やはり好きになれない」「妥協して結婚してしまった」と虚しさや後悔を感じる恐れもあります。

心から好きと言えない相手だとスキンシップや会話も億劫になり、夫婦の溝が深まる原因になりかねません。

その結果、離婚に至ってしまうリスクも高まります。

自分なりの見切りラインを決めておこう

「ここまでやってダメなら見切りをつける」という基準を決めておくと、悩みを長引かせずにすみ、いざというとき決断しやすくなります。

たとえば、「3回デートしてもときめきを感じなければ交際終了」といった具合に、自分なりのラインを設けておきましょう。

ただし、その基準は他人ではなく自分の気持ちに正直な内容にすることが大切です。

自分自身が納得できるラインであれば、決断した後も後悔しにくくなるでしょう。

まとめ:婚活で相手を好きになれないなら、自分に合ったペースで幸せをつかもう

婚活で相手を好きになれない悩みは珍しくなく、さまざまな原因があります。

しかし、無理に気持ちを盛り上げようとせず、自分の心と向き合いながらペースを調整することで、道は開けるでしょう。

焦らずに今回ご紹介した対処法を試しつつ、自分の気持ちを大切にしてください。

たとえ今は好きになれる人が見つからなくても、自分に合った方法で婚活を続ければ、きっと素敵なご縁と幸せをつかめるはずです。

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監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。
年間400人以上の婚活をサポート。日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する4,211社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2022年・2023年の4期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数4,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。
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