結婚相談所は、他種多用になってきた婚活ツールの中でも「最後の砦」と言われる場所です。

自分だけで婚活することに限界を感じた時、結婚相談所に駆け込む人も多くいるでしょう。

しかし結婚相談所に入会したからといって、すべての人が結婚できるわけではありません。

結婚相談所にも向き不向きがあるので、結婚相談所のスタイルに向いている人が成婚に至るのです。

そこで今回は、結婚相談所が向いている人と向いていない人の違いを紹介します。

結婚相談所が向いていると確信できた人は、ぜひ前向きに入会を検討してみてくださいね！

結婚相談所が向いている人

結婚相談所で成婚退会ができる人は、結婚相談所に向いている人だったということです。

それは性格や本質などもありますが、結婚に対する考えや価値観などでも変わってきます。

自分の言動や結婚観などから、結婚相談所に向いているかどうかを考えてみましょう。

結婚に対して真剣に向き合える人

結婚相談所は、恋人ではなく婚約者を探すところです。

ドキドキするような恋愛ではなく、将来をともに歩んでいくパートナーを探す覚悟がなければいけません。

結婚に対して真剣に向き合っている人は、その気持ちが相手にも伝わるでしょう。

その真摯な姿勢や誠実な言動がプラスとなり、交際や婚約につながっていきます。

ゆっくりじっくり考えたい！まだまだ遊びたい！…ではなく、結婚に対して真剣に向き合える人が結婚相談所に向いている人です。

婚活にサポートを望んでいる人

結婚相談所は、専任のカウンセラーやアドバイザーが在中しているのが特徴です。

• 恋愛経験が少ない
• 異性とのコミュニケーションが苦手
• 婚活の進め方がわからない

このような人で婚活にサポートを望んでいる人に向いています。

カウンセラーやアドバイザーは、お見合いや交際の進め方や会話・服装のアドバイスまでしてくれるので安心です。

婚活にサポートを望んでいる人は、アドバイスを素直に受け入れることができるので成婚のスピードも早くなります。

また結婚相談所に入会することで、少しずつ自分に自信がもてるようになるでしょう。

安心安全な出会いを求める人

結婚相談所は、入会時に公的書類の提出が義務づけられています。

入会希望者の申告しているプロフィールが、正しいものかどうかを確認しているのが特徴です。

また連絡先の交換や婚前交渉についても、厳しいルールがあります。

もし虚偽の申請をしたり、ルール違反をしたりすると、契約違反で強制退会にもなるでしょう。

このように会員を守るための規約がしっかりしているので、安心安全に出会いを求めたい人に向いています。

前向きに気持ちの切り替えができる人

結婚相談所に入会したからといって、スムーズに成婚までいく人は少ないです。

お見合いを断られたり、交際が進展しなかったり、プロポーズが失敗したりすることもあります。

それでも心折れずに失敗から学びを得て前向きに進める人が、結婚相談所に向いている人です。

うまくいかないことがあっても、そこから自分の欠点や課題が見つかれば、それは大きな前進となります。

毎回の出会いに感謝して、うまくいかなくても前向きに気持ちの切り替えができる人が良いでしょう。

客観的に自分を見れている人

結婚相談所には、ハイスペックの人も多くいます。

しかし理想ばかりをかかげるのではなく、自分のスペックを客観的に理解している人でなくては成婚に至りません。

これまで出会いがなかった人が、結婚相談所に入ったからといってハイスペックな人と結婚できることはないです。

たとえば大学進学も難しいと言われている人が、予備校に入ったから東大が受かる！と思っているようなものでしょう。

予備校に入っても、自分の実力の範囲で大学を受験しなければ合格できませんよね。

もし実力以上の大学を狙うのであれば、それ相応の努力を要します。

結婚相談所も同じように、自分のスペックと見合った人を狙うことと目標をもって努力することが大切です。

またスペックばかり気にするのではなく、最低限の譲れない条件を提示して、まずは会ってみることも必要でしょう。

スペックが高い人

結婚相談所は、条件検索で相手を絞り込みしていきます。

スペックが高い人であれば、高い条件で検索している人にもヒットするので、それだけ出会いの数も多いです。

• 学歴が高い
• 年収が高い
• 年齢が若い
• 見た目が良い

このような人こそ、結婚相談所を利用するべきでしょう。

結婚相談所は入会審査が厳しいため、自分のスペックが本物であることを証明してもらえます。

マッチングアプリなどは詐称することができてしまうので、高いスペックでも埋もれてしまうこともあるのです。

結婚相談所が向いていない人

結婚相談所が向いていない人は、結婚相談所に入会しても成果が出ない人です。

婚活に時間や費用ばかりかかり、不満が募ってしまうでしょう。

結婚相談所が向いていない人に共通する特徴を紹介します。

恋愛に慣れている人

恋愛経験が豊富な人であれば、出会いさえあれば自分で恋愛することができます。

具体的に恋愛プランやアドバイスをもらうよりも、自分のペースで進めていくほうが良いでしょう。

せっかく結婚相談所に入会しても、カウンセラーやアドバイスの意見に不満をもってしまいます。

そのため、出会いを提供してくれる婚活パーティーなどが向いているタイプです。

恋愛がしたい人

結婚相談所は、恋愛相手を探すところではなく、結婚相手を探すところです。

ドキドキやときめきよりも、安心や安定などを重視します。

またゆっくりと関係を育むのではなく、スピード重視でお互いを知って交際や婚約に進むようになるのです。

そのため恋愛を楽しみたい人やゆっくり関係を育みたい人は、結婚相談所には向いていません。

恋活サービスに登録して、出会いを探すほうが向いているでしょう。

決断力がない人

結婚相談所は、決断の連続です。

相手との関係を進めるのも断るのも自分次第なので、つねに決断を求められるでしょう。

優柔不断で決断を先送りにしてしまうと、チャンスやタイミングを逃してしまいます。

自分の直感や周囲の意見を参考にしながら決断できる人でないと、結婚相談所で成婚はできないです。

約束やルールが守れない人

結婚相談所は、安心安全に婚活するためのルールが多いところです。

• お見合いが成立したら必ず会う
• 婚前交渉は禁止
• 真剣交際は1人
• 仮交際・真剣交際の期間はそれぞれ3か月程度

このようなルールを細かく設けています。

約束やルールを面倒だと感じてしまう人や守れない人は、結婚相談所には向いていません。

結婚相談所では、信頼関係が大切なので決められた約束やルールを守って活動しましょう。

スペックが低い人

結婚相談所は、最初に条件に絞って検索をして相手を探します。

そのためある程度のスペックがなければ、検索にヒットすることがありません。

希望する相手にもよりますが、スペックが低い人はマッチングアプリのほうが出会いがあるでしょう。

ネガティブな人

真剣に婚活しているからこそ、会員は慎重に決断をして行動します。

そのため結婚相談所では、振られたり断られたりすることが続いてしまうこともあるでしょう。

その度に心が折れてしまうような人の場合、自信をなくして婚活そのものをやめてしまうこともあります。

ネガティブな人は、失敗から学ぶことも少ないので気持ちだけがマイナスになってしまうのです。

まとめ

結婚相談所が向いている人は、結婚相談所で成婚できる人です。

本気で結婚したいという意欲があり、前向きに素直に婚活ができる人は早い段階で成婚できるでしょう。

しかしどんなにスペックが高い人であっても、結婚相談所が向いていない人は成婚できません。

それはあなたに問題があるわけではなく、婚活ツールやサービスとの相性の問題です。

自分が結婚相談所に向いているかを判断して、上手に利用してみてくださいね！