アラフォー婚活の現実【20代、30代でモテている人は危険です】

監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。年間200人以上の婚活をサポート。 2022年には、日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する3,362社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数3,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。
ほそゆうのプロフィール

・結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。2022年前半は男女130人以上をサポート
・【登録者1600人突破】Youtubeチャンネル「ほそゆう婚活ちゃんねる」
・経歴:東北大→NTTデータ→大手コンサルファーム→婚活サービス企業経営


今回は「アラフォー女性婚活の現実」ということでお話し致します。

アラフォー女性 の婚活は一言で言ってしまうと、かなりハードです。

例えば、20代30代でそれなりにモテてきた人であっても、アラフォーになってからの婚活となると、事情はかなり違ってきます。

さらに言えば「今恋愛には困っていないし、いざとなったら婚活すればいい」と感じている人ほど危険です。

そこで今回は、「アラフォー女性が婚活したらどうなるか」ということについて、結婚相談所運営や婚活メディアでの取材などで得た私自身の経験からお話をしたいと思います。

まだアラフォーなってない方は、ぜひこの記事を読んで婚活を早くしなきゃと、危機感を持って行動していただきたいと思います。
また、アラフォーで婚活をしているという方は、対策もお伝えしますので、今後の婚活の参考にしていただければと思います。

目次

アラフォー女性が婚活する際にぶつかることとは?

アラフォー女性が婚活する時にぶつかってしまう苦難は、大まかに4つです。

  • 1.年齢の壁
  • 2.希望条件の相手とマッチングしにくい
  • 3.ルックスはあまり武器にならない
  • 4.モテていたのにマッチング出来なくなる

順番に説明していきましょう。

年齢の壁

アラフォー女性の婚活での人気度は、残念ながら非常に低いです

その理由の1つとしては、男性は結婚したい動機として子供を儲けたいという理由が、かなりの割合を占めます。

ですから、35歳以降というのは、いわゆる高齢出産と言われる年齢になるので、男性側もできれば避けたいと考えるのです。

多くの男性は、やはり20代から30代中盤までの女性を希望します。

そのためアラフォー女性は、対象外になってしまうことが多いのです。

また 婚活ではお相手の条件を年齢でフィルタリングして検索する方が多いです。

そのため、見た目は若いと言われる女性であっても、残念ながらあまり有利にはならないのです。

 もちろん容姿が整っている方が有利な時もありますが、婚活においてアラフォーはアラフォーです。

見た目年齢が30代前半に見られる方であっても、アラフォーとして残念ながらお相手の候補から外れてしまいます。

さらに厳しいことを言うと、自分が若く見られると感じている女性は、知人や周りの優しい友人職場の友人から「〇〇さんはまだまだ若いですね」「○○さんは30台前半にまだ見えますよ」などと、優しい言葉をかけてもらえるため、自分が年齢より若く見られるんだなと感じている場合が多いと思います。

しかし、残念ながら多くの場合は多少若く見られるくらいであって、例えば30代前半女性よりも若く見えるかというとそうではない場合が多いです。

[speech_balloon_left2 user_image_url=”https://www.wealsma.com/wp-content/uploads/2022/07/hosoyu-avator.png” user_name=””]若く見えるというのは、あまり強みにならないことは、婚活をしてみると実感しますし、わかってきます。[/speech_balloon_left2]

希望条件の相手とマッチングしにくい

アラフォー女性 で婚活に来られる方の多くは、「自分は高望みはしてない、普通の男性と結婚できればいいです」という人が多いです。

ただ、いざその条件を具体的に聞いてみると、残念ながら普通の男性ではない場合が多いです。

例えば、「同年代で年収は600万円ぐらい、大卒で170センチ以上あって…」とおっしゃる方がいます。
でも、全国平均の年収は500万円以下ですし、大卒の割合も全国でみると50%程度なので、このような男性は普通の男性ではなく、ハイスペックの男性の部類に入ります。

しかも、このような40歳で年収600万円で大卒で170センチ以上あるような男性の多くは、30代中盤ぐらいまでの女性とのマッチングを希望します。

私の運営する結婚相談所が加盟している、日本結婚相談所連盟の会員数データでは、30代の女性が多くいることがわかります。

そのため、アラフォー女性がこのような同年代で年収600万円ぐらいの相手とマッチングするという確率はかなり低くなるのです。

この場合、希望条件をどこか妥協することが必要です。

実際のケースから考えるとマッチングするためには、例えば「年収や学歴を下げる・年収300万円・高卒や専門卒」の男性に幅を広げてお相手を探します

または、自分より10歳以上年上、つまり50歳位の男性を候補に入れて探します。

しかし、高卒の人や10歳以上、年の離れた男性は絶対に嫌だというアラフォー女性も多く、そのため希望条件の妥協ができないという方が多いのが現実です。

そうなるとマッチングできる確率というのは、かなり低くなってしまうというのが現実としてあります。

さらに残念なのが、結局マッチングできないから相談所を辞めてしまい、ほかの結婚相談所にお世話になってみようと思い、結婚相談所ホッパーのような状態になる方もいます。

しかし、ほかの相談所に行ってもマッチングができるようになるわけではありません。
なぜなら、多くの結婚相談所が今同じ連盟に加盟しているので、会員の層というのはほとんど同じ場合が多いからです。

このようになると一生結婚できない人になる可能性が出てきますね。

このような状況になると、妥協して結婚するか、それとも結婚を諦めるかという厳しい状況に追い込まれてしまいます。

ルックスはあまり武器にならない

結婚では、見た目より内面がはるかに重視されます。

 もちろん美人さんや可愛い女性は人気はありますが、アラフォーで美人だったり可愛いと言われる人たちが、婚活でかなり有利になるように働くということはありません。

なぜなら、多くの男性は美人な40歳より、普通の見た目の生活感がある35歳を希望するからです。

この理由は先ほども申し上げた通り 、子供を授かりたい男性が多いということ、そして男性は本能的に年下の女性を好むという傾向があるからです。

それにいくら顔立ちが整っている美人さんでも、年齢は肌などに顕著に出ていることも多くなります。

モテていたのが嘘のようにマッチングできない

アラフォー女性で婚活に苦戦する人は、意外にも20代30代でモテていた人が多かったりします

その理由というのは20代30代前半まで男性とそこそこデートしてお付き合いをしたり、ご飯を奢ってもらったりとある程度良い思いをしてきたため、自分がまだモテると思っている方が多いからです。

しかし、先ほども申し上げた通り、婚活では見た目よりも中身や実年齢が重視される傾向にあります。

特にモテてきた女性は、男性陣にチヤホヤされるということが当たり前と感じている女性も多く、ご飯は奢ってもらって当然、美味しいディナーに連れて行ってもらってエスコートしてもらえるのも当然と思っている女性も多いと感じます。

そのような女性は男性側から見ると、結婚相手としてはなかなか厄介な相手となってしまいますよね。

特に少し厳しいことを言ってしまうと、周りの人たちがハイスペックだと自分がハイスペックと勘違いしている人も多いと感じます。

例えば 東京の大手企業に勤めている事務職や派遣の方などで、チームの男性上司は非常にエリートな男性方が多い場合、そのような方と一緒に仕事をしていると、チームの男性が誘ってくれる飲み会の場所も、一流の場所が多いですし、お店選びも飲み会の会話もとても楽しいです。

そのようなハイスペックな男性たちと一緒にいることで、自分もそのような人たちと同じ部類だと思い込んでいる人も多いです。

しかし客観的に考えてみると、会社勤め・一般職・年収300万、それ以外特になしといった女性はハイスペックでしょうか。
残念ながら、ほかの女性と差別化できるようなハイスペックな強みはもっていないという方も多くいます。

それにもかかわらず、相談所などで会った男性を年収で見下したり、せっかく会ったとしてもとてもつまらなそうな対応をしたりするという形になると、なかなかマッチングすることは難しくなってきます。

また、一番危険なのが、実家暮らしの人です。

お金は少し入れている、家事も手伝っているから大丈夫という方もいますが、お話ししてみると精神的自立が出来ていない人が多いと感じます。どこか親に頼っている人が多く、何かあれば誰かに頼るという癖がついている人が多いです。

ご自身では自覚がないかもしれませんが、言葉の端々にその考え方が漏れてきます。

男性も女性に依存されるのは嫌なので、このような女性は避けられる傾向にあります。

いずれにしても20代30代でモテてていたのはアラフォー婚活ではあまり有利にならず、むしろ自分の現実を受け入れるのに時間がかかり、婚活に苦戦する現実が待っているのです。

まとめ

今回はアラフォー女性婚活の現実ということで解説してきました。

とにかく婚活をまだ始めていないのであれば1日も早く始めることです。

監修者
細川佑太朗
オンライン結婚相談所「ウェルスマ」代表カウンセラー。年間200人以上の婚活をサポート。 2022年には、日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟する3,362社の中で優秀な成婚者数実績を残し、2期連続でアワードを受賞いたしました。 登録者数3,000人越えのYouTubeチャンネル「ほそゆう婚活大学」も話題沸騰中。 男女双方から聞いてきた“異性へのホンネ”をもとに、あなたを成婚へ導きます。
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